[ストーリー]
空を見上げれば、黄昏。
星を見つめれば、銀。
街を見下ろせばいつもと変わらない営み。
俺等の住むこの街では、今でも時代に流されない緩やかな時間が進んでいる。
都会というには殺風景で、田舎と言うには人が多い、ベッドタウンを絵に描いたような普通の街。
テレビやネットを通して伝わるどこかの国の戦争や、政治化同士のいがみ合いもこの場所には関係のない世界の出来事のように、今そこにある日常だけがここの全てだった。
あの日、【ロボット】が現れるまでは。