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テレビとネット連携で災害情報
11月29日 15時57分

大規模な災害が起きたときに、テレビの放送とインターネットを連携させて、ライフラインなどの地域に密着した情報を伝える新たなサービスの実演が、仙台市で行われました。

このサービスは、総務省の委託を受けて、NHKや東北大学などが研究しているもので、仙台市青葉区の東北大学で実演が行われました。
このうち、NHKが開発したサービスでは、大地震が起きたときテレビで被災地の状況を映像で伝えるとともに、視聴者が住んでいる地域のライフラインや避難所などの情報を文字や画像で伝えます。
視聴者がリモコンやタブレット端末を操作して、NHKが各地に設置しているカメラの映像を見たり自分の安否情報を知人とやり取りすることもできます。
これらは、「ハイブリッドキャスト」と呼ばれる、放送とインターネットを連携させた新たな技術を活用したもので、地域に密着した情報をこれまでより詳しく伝えることができるようになっています。
会場では、このほかインターネットのツイッターから災害に関する情報を選んで表示する技術なども実演され、訪れた人たちは担当者に実用化の可能性などについて質問していました。

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