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長野県発着の高速バスに影響12月3日 11時30分
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2日に山梨県の中央自動車道のトンネルで天井の板が崩れ落ちた事故で、中央自動車道の現場を挟む区間で通行止めが続いている影響で、長野県内を発着する高速バスに到着時刻の遅れなどの影響が出ています。
山梨県の中央自動車道の笹子トンネルで2日、コンクリート製の天井の板が崩れ落ち、3台の車が下敷きになり、9人が死亡しました。
この事故で、中央自動車道はいずれも山梨県内で、上り線が一宮御坂インターチェンジから大月ジャンクションまで、下り線が大月ジャンクションから勝沼インターチェンジまでの区間で通行止めが続いています。
中央自動車道を通る高速バスは、この区間で国道にう回しているため、遅れなどの影響が出ています。
長野県松本市にある松本バスターミナルでは、松本と新宿を結ぶ高速バスに30分から1時間半ほどの遅れが出ているということで、チケット売り場には遅れを知らせる紙が貼り出され、係員が利用客に説明していました。
松本市に住む男性は「東京の病院の予約時間に間に合わないので、バスをキャンセルしてJRで行くことにしました。自分は目が不自由なので、きのうのような事故に遭うと、1人では動けないので怖い」と話していました。
高速バスを運行する「アルピコ交通」の藤本忠和運行管理室長は、「予定した時間より遅れることを案内しています。道路管理者は点検を行っていると聞くが、しっかり責任を果たしてもらいたい」と話していました。
また、長野県飯田市や諏訪市など、中央自動車道沿線と東京方面を結ぶ高速バスでも、1時間から2時間程度の遅れが出ているということです。
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