山形のニュース

山形知事が「卒原発」盟友の嘉田氏にエール

 吉村美栄子山形県知事は3日の定例記者会見で、「卒原発」を共同で提唱した嘉田由紀子滋賀県知事が日本未来の党代表に就任したことに関し、「エールを送りたい」と述べた。ただ、未来が衆院選公約に明記した、遅くとも10年以内の原発完全廃炉については賛否を示さなかった。
 吉村知事は2日に嘉田知事に電話し、「(原発政策に関する)争点を据え直してくれて感謝する」と伝えたことを明かした上で、「政党(の活動)までは踏み込まない」と、具体的な選挙応援は否定した。嘉田知事から未来への誘いがあったかどうかは明言を避けた。
 各党が原発ゼロまでの期限を区切っていることに吉村知事は「(原発ゼロまで)10年にしろ20年にしろ、国全体のエネルギーがどうなるかなどは分からないままだ」と注文を付けた。
 吉村、嘉田両知事は昨年7月、原発依存から徐々に脱却する「卒原発」を共同で提唱した。


2012年12月04日火曜日


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