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　大日本プロレスのＢＪＷ認定デスマッチヘビー級王者アブドーラ小林（３６）が、「大日式護摩行」を敢行した。年内最後のビッグマッチ、１２・９横浜文化体育館大会で伊東竜二とのＶ７戦を控える小林は「１年のみそぎと精神修行」と称して特訓を開始。自身の背中に設置した竹ぼうきに点火し、燃え盛る炎の下で座禅を組んだかと思えば、最後は炎に向かって地獄突きを連射した。

　はた目には股間に「福袋」をあしらっただけの見苦しい格好の上に、炎の熱に何度も泣き言を繰り返すトホホっぷりだったが、特訓終了後はご満悦。「邪念も消えたし、皮膚も厚くなってダメージへの耐性もついた。プロレス大賞ＭＶＰのためにも伊東に負けるわけにはいかない」と、同王座の連続防衛新記録樹立に自信を深めていた。