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【大リーグ】

上原 球児にアドバイス 「細かいこと気にするな」

2012年12月3日 紙面から

ナイキ主催の野球教室で中学生を教える上原(右)と鳥谷=兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場で

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 球児よ、あまり深く考えるな!! レンジャーズからFAとなった上原浩治投手(37)が2日、兵庫県西宮市内で行われた野球教室に参加。カブスとの契約合意が報じられた藤川球児投手(32)=阪神からFA=に対し、“鈍感力”の勧めを説いた。

  ◇ ◇ ◇ 

 2人はかつて日本代表で漫才コンビになぞらえて「球児・浩治」として売り出そうとした間柄。まずは関西弁丸出しで「(救援の)ポジションがかぶってるっちゅうねん。ほんまに『何しに来んねん』って感じ」と“営業妨害”と言わんばかりだったが、後輩への目は温かかった。

 メジャーで成功するためには言葉や食事の面など環境の変化への順応が欠かせないといわれるが、「細かいことは気にせず、野球をしにいくんだということを第一に考えていれば大丈夫」とアドバイス。

 敵地で必ず受けるブーイングや汚いヤジに対しても「英語やし、何言っているか分からへん。イラッと来るときもあるけど、殴りにいくわけにもいかへんし、ほっといたらいい」。プレーに集中することの大事さを強調した。

 イベントはスポーツ用品メーカーのナイキが主催。上原は阪神の鳥谷敬内野手(31)とともに中学生100人を指導した。「まあ、日本人選手が増えるのはいいこと。日本語で話ができれば、こっちもリラックスできるしね」。自らの来季所属先は未定だが、米国での再会を心待ちにしていた。 (内田修一)

 

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