TOP>地場者の立ち話 | ||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||
12月3日(月) ツイート H「名実共に師走相場入りとなった、今日の日本市場は小幅に続伸した。」 K「ああ。今日は遂に日経平均が節目の9500円台に乗せる場面あったんだが、値を保てなかったな。」 H「そうだな。一気に踏み上げかと期待した向きも多かったようだが、やはり9500円台買う向き乏しい感じだ。」 K「無理矢理9500円台に乗せたという印象もあるしな。ショートカバー誘った面もあるようだが、既に先物は先週末のナイトセッションで9540円まで付けていたからな。」 H「まあ、でもこの高値水準で揉み合い続けている格好であり、急ピッチな上昇による過熱感を冷ましている動きともいえる。」 K「そうだな。この水準で底堅さ続けられれば、更に上値目指すという期待もあるからな。つまり今はエネルギー蓄えている感じだろう。しかし逆に買いたい向き買ってしまえば、あとは支えなくなり下げてしまうという懸念もある。」 H「取りあえず今日も東証1部売買代金1兆円超えていたし、海外勢の買いは続いているように思えるが、手仕舞い売りも多いようだ。手仕舞い売りは国内勢だろうな。」 K「ああ。金融機関などは保有株を減らしたいようだし、この水準であれば売りたい国内機関投資家は多い。結局、買いたい向きと売りたい向きが、どちらが先に止まるかだろうな。」 H「そうだな。でも、為替が更に円安へと行けば、買いたい向きは増えてくるだろうし、米国株が更に戻して行っても、買いたい向き増えてくる。」 K「ただ逆もまた然りだ。」 H「先週末の米国市場は高安まちまちだった。経済指標もまちまちだったし、結局は財政の崖問題が意識されており、積極的には動けないと言った感じだった。まあ週末要因もあったんだろうけど・・・。」 K「そうだな。ただ為替が円安気味となっていたことから、週明けの日経平均は堅調に始まる展開となった。寄り後は上値重かったが、前場中頃には先物主導で9500円台乗せる展開となった。しかし後場はあっさりと割り込んでいる。」 H「大引けにかけては垂れてしまっており、結局引け値で9500円台は維持できなかった。」 K「まあ、それでもプラスは維持して引けているだけに、それほど懸念する必要はないけどな。ただ先物手口見ると、散々買いまくっていたニューエッジが先週金曜日、今日と売り越していることが気掛かりだ。」 H「確かに・・・。買ってきた量を考えると、大した売り越しではないものの、買いが止まったことが気になるよな。」 K「もしかすれば9500円以上では買う気が無いとかな・・。」 H「既に大量に買いポジション抱えているため、何か懸念材料が飛び出して、SQ前に投げてくるようだとやっかいだ。」 K「まあ、ヘッジファンドは単純に日経先物だけ売っている訳じゃないだろうし、為替や債券先物、それにオプションなども絡めている可能性はある。それだけに奴らが今の水準で大量に日経先物買っているからって、単純に日経平均上がる方にベットしているとは限らない。」 H「確かにそれは言えるかもな。つまり単純に日経平均上がっていきそうだから、日経先物買いまくっていたとは限らないということだな。」 K「ああ。まあ、何もニューエッジの先物買いだけで、日本株ここまで上がってきたわけでは無いけどな。例えニューエッジが買わなくても、他に買い手が出てくれば上昇続く期待はある。」 H「もちろんそうだな。先物じゃなく、現物株に海外の長期資金買いも入っているようだし、その買いが続くならば、期待はありそうだ。」 K「ただ、ファーストリテイリングが今日で12連騰という動き見ると、先物主導の面が強いように思えるけどな。」 H「確かに・・。何てったって日経平均寄与度が非常に高い銘柄であり、一部ではファストリの株価はヘッジファンド指数なんて言う人もいるくらいだ。」 K「まあ、企業買収の材料や、明日発表の月次への期待感というのもあるんだろうけど・・。ただ野田首相が解散発言した翌日の15日から上げ続けているからな。」 H「ああ。明日以降も同社株から目が離せないな。」 K「今週は米国市場で重要な経済指標が多い。それらが全て良い結果となれば、更に円安で、日本株も更に上という期待も出てくるかもな。取りあえず今晩の米国市場注目したい。」 H「今晩はISM製造業景況指数発表がある。日本株に追い風になるような結果に期待したいモンだ。」
11月30日(金) ツイート H「週末、月末の日経平均はしっかりと続伸した。」 K「ああ。ただ朝方は弱さも見せており、日経平均マイナスとなる場面もあった。しかしその後の切り返しが凄かったな。」 H「そうだな。途中から為替が円安へと進行するのに合わせるように、先物にまとまった買いが継続的に入ってきたからな。しかし為替は凄いな。また安倍トレードか・・・。」 K「いや、その円売りは既に一服しているとの見方だ。投機筋による円売り仕掛けとの見方もあるが、国内勢から、まとまったユーロ買いやドル買いが入ったとの声もある。輸入企業の買いかもな。」 H「ユーロ円は、解散後に1ユーロ107円台付けた後は一服していたが、今日はその水準よりも更に円安へと進行してきた。」 K「ああ。ドル円も超えてくる可能性もあるかもな。そうなると、日本株には追い風になる。」 H「昨日辺りまで、円安進行には一服感も見られていただけに、今日の切り返しは意外だな。」 K「そうだな。それだけに円買いの買い戻しを誘う可能性もありそうだな。ただ今日は月末という特殊要因もあり、来週は再び流れがガラッと変わるという懸念もあるだろう。」 H「逆に来週も円売りの流れ続いているようだと、日本株も更に上値追うという期待も出てくるかもな。」 K「ああ。先物手口見ると、今日はニューエッジは日経先物売り越しているが、売りも買いもかなり厚みのある売買をしている。恐らく前場大きく戻したのはニューエッジの買いと見て良いだろうな。」 H「でも後場には売ってきた可能性もあるということか・・・。」 K「まあ実際は解らないが、やはり9500円というラインはかなり意識しているようだ。」 H「SQ値を9500円以上にしたいという意図があるのかも知れない。もしかすれば、もっと上値も目指しているとか・・。9750円以上を。」 K「どうだろうな。いずれにしろ、ここからは先物動向に大きく左右されそうだ。」 H「メジャーSQまであと2週間、荒い展開になる可能性もありそうだな。」 K「まあ、基本的には高値圏揉み合いが続きそうな気もするけどな。更に上値追うには、先物主導だけでは限界もありそうだし、何より国内機関投資家はここから上値は基本売りスタンスだろう。」 H「個人投資家だって上値は買わないだろうからな。ただ下げれば押し目は買われるという感じか・・・。」 K「それだけに下値も限定はされるだろう。ただ小動きという動きは想定しにくく、結構荒い揉み合いという感じかもな。」 H「まあ米国市場がしっかりと上昇していく展開になってくれれば、日本株にも追い風になるんだけどな。」 K「昨晩の米国市場はしっかり続伸したものの、財政の崖を巡る要人発言で振り回される場面も見られていた。今後も財政の崖問題で振り回される展開もまだ続きそうだ。」 H「来週は米国で重要な経済指標も多い。それらによっても振り回される展開になりそうだな。」 K「ああ。ISM製造業景況指数や雇用統計などあり、更に財政の崖問題の事も考えると、米国市場もかなり不安定になりそうだな。下手すれば日々投資家心理がコロコロ変わると言う恐れもある。」 H「強気になったり、弱気になったりと確かに不安定になりそうだ。そうなると積極的なポジションは取りにくく、短期資金中心の売買になりそうだな。」 K「だろうな。まあ既に日本市場はそのような状況になっているとの言えるが・・・。」 H「ああ。随分と荒い動きを見せる銘柄も目立っている。物色銘柄も日替わり的といえるが、結構材料には反応良くなっているからな。」 K「そうだな。物色銘柄も色々と広がっていくようだと面白い。」 H「取りあえず今晩の米国市場と為替がどういう展開になるのか注目だな。期待したいモンだ。」
11月29日(木) ツイート H「日経平均はあっさりと反発した。再び9400円台回復だ。」 K「ああ。昨日は後味悪い終わり方で、欧州時間も軟調で投資家心理も萎んでしまうと言う懸念もあったんだが、米国市場に救われたな。」 H「そうだな。ただその米国市場も出だしは軟調だった。朝方発表された新築住宅販売件数が弱い数字になったことも嫌気され、ダウは一時110ドル超の下落となる場面もあったからな。」 K「ああ。日経先物はナイトセッションで9210円まで付けたからな。」 H「ところがその後は急速に切り返して、ダウはプラスに転じ、その後もしっかりとした推移で、引けにかけては一段高となり引けている。」 K「ダウは引け前には110ドル超の上昇となる場面もあり、三桁の上昇で引けている。110ドル超の下落から、110ドル超の上昇で、ダウは220ドル以上も動いたことになる。」 H「財政の崖懸念が和らいだようだな。」 K「ああ。共和党のベイナー下院議長が財政の崖問題に関して楽観的な見解を示したようだ。」 H「なるほど。それで過度な懸念が後退し買い戻しの動きになった訳か・・・。」 K「更にオバマ大統領はクリスマスまでに合意することを目指すと発言したことも安心感に繋がった。」 H「まだまだ楽観視は出来ないが、もともと財政の崖は回避できると見ている向きは多かった事だしな。」 K「ただ、今後も度々この問題に振り回される事になりそうだな。再度懸念強まる場面も出てくるだろうし、楽観視される場面も出てくるだろう。」 H「だろうな。やはり要人発言で投資家心理がコロコロと変わる可能性はありそうだ。」 K「懸念強まれば、再び懸念和らげるような発言も出てくるだろうし、かと思えば再び懸念強まるような発言も出てくるかも知れない。結局は、強気になれないし弱気にもなれないという展開が米国市場は続きそうな気もするけどな。」 H「確かに・・・。日本株もそれに振り回されて一喜一憂する展開になりそうだな。どうも円安進行も、これ以上は限定的になりそうだし、日本単独で強く上げていく相場は一巡したように思える。」 K「そうだな。今日の寄り前の外資注文状況は14営業日ぶりの売り越しとなった。もちろん野田首相が解散発言してから初めてのことだ。それに今日の東証1部売買代金は1兆円を割り込んだ。これは14日以来の事だ。」 H「つまり解散発言してから、やはり初めてということだな。解散発言の翌日から1兆円超の売買代金が昨日まで続いていたからな。」 K「ああ。それだけに、海外勢による日本株の見直し買いは一巡した可能性はある。ただ先物に関していえば、ニューエッジの買い越しが依然として続いている。」 H「海外勢の現物株買いは一巡したが、先物買いは続いている状況か・・・。」 K「今日もニューエッジは日経先物買い越しだった。ただ徐々に買い越し額も減ってきている感じだけどな。」 H「ニューエッジの先物買い越しが止まれば、日本株も上げられなくなる恐れはありそうだ。」 K「ただ気になるのは、ここに来てクレディスイスが買い気を強めてきている事だ。クレディスイスもヘッジファンドの顧客多く注目されている。クレディスイスは野田首相の解散発言以降、日経先物に関しては目立った動きは見せていなかったが、昨日今日と大幅に買い越している。」 H「なるほど。」 K「それだけにニューエッジの先物買い止まったとしても、代わりにクレディスイスの買いが増えてくるようだと、まだ上値取ってくるという可能性もある。ただ現物株買いが既に一巡している事を考えれば、ここから上値は先物主導で上げていけるにも限界はあるけどな。」 H「だよな。裁定買い残も高水準に積み上がっているし、何よりも円安進行が一服しているからな。」 K「今朝も安倍自民党総裁が講演で改めて強力な金融緩和に関して発言したことから、円安へと進行する場面も見られた。ただ明らかに今までよりは反応が鈍くなっている。」 H「そりゃそうだよな。だって安倍自民党総裁は何も目新しいことは何も言ってないんだし・・。今まで言っていた事を繰り返しているだけだ。」 K「そうだな。今晩はネット配信で党首討論が控えている。ここでまた金融緩和に関しては発言するだろうけど、果たして為替はどの程度反応するのか見物だな。逆に円売りポジション抱えている向きが手仕舞うきっかけとなる怖れもあるかもな。」 H「確かに・・。取りあえず今晩、為替市場はどういう展開見せるのは注目しておきたい。」
11月28日(水) ツイート H「日経平均は5日ぶりに反落だ。久しぶりにまともに下げたという感じだ。」 K「ああ。解散以降、1日しか、しかも小幅にしか日経平均は下げておらず、強い動きが続いていたが、今日ようやくまともに下げたたといえる。」 H「でも後味は良くないな。日経平均もTOPIXも1%超の大幅安だし、しかも今日の安値で引けている。商いも徐々に細ってきているし、何よりも円安進行に頭打ち感が見られてきた。」 K「そうだな。昨日は安倍自民党総裁の再度のリップサービスで円安へと振れる場面もあったが、昨晩には行って来いの展開になってしまったからな。」 H「ギリシャ支援継続決定も、やはり織り込まれていたようで好感する動きは限定的だった。それよりも、米国では財政の崖問題が再び意識されて昨日の米国株の重石となった。」 K「ああ。今週から米議会が再開されており、財政の崖を巡り与野党協議が行われているが、民主党のリード上院院内総務が進展の無さに失望だとコメントし、改めて警戒感が高まった。」 H「昨日発表された米経済指標には強い物もあり、悪くなかったが、やはり財政の崖への懸念の方が強いようだな。」 K「それをうけ、日経平均も軟調に始まったが、売り一巡後は下げ渋りも見られていた。朝方には今日もニューエッジの先物買いが入っているとの観測も市場に流れており下げ渋る要因になったんだが、戻りも限定的だった。」 H「そうだな。為替が場中に円高へと進行してきたことが重石となったようだ。」 K「ああ。10時前辺りからドル円、ユーロ円共に円高へと進行し始めており、それが先物や輸出株などの手仕舞い売りを誘った格好だ。」 H「円高へと進行してきたきっかけは、どうもフィッチがアルゼンチンを5段階引き下げて、同国のデフォルトの可能性に言及したことが要因のようだ。」 K「そうだな。アルゼンチンは約10年前に一度デフォルトしているが、再びその懸念があるということだ。別にアルゼンチンがデフォルトしても、直接的な影響は限定的だと言えるが、欧州では債務問題がこれだけ長く懸念材料となっているだけに、悪い連想は働くよな。」 H「だよな。それがリスク回避の動きに繋がり、ユーロ売り、円買いに繋がったという可能性は確かにありそうだ。」 K「ああ。それに中国市場の弱さも重石になっていると言える。上海総合指数は昨日、心理的節目の2000ポイントを割り込んで引けていた。2000を割り込むのは2009年1月以来の事だ。それなのに今日も弱々しい展開で終始軟調推移だったことから警戒感強まったようだ。」 H「節目の2000ポイント割れでも押し目買いの動きが強まらないということだからな。それをうけ日本市場では後場に中国関連株など景気敏感株が一段安となる動きも見られていた。」 K「まあ、日本株は急ピッチに上昇してきただけに、この程度の下落は基本的には歓迎だと言えるんだが・・・。」 H「今日の先物手口はどうだったんだ。」 K「ああ。今日もニューエッジは日経先物買い越しだ。ただ、一昨日や昨日ほどではない。それに朝方に大量に買って、後場売ってきていると言う恐れもあるからな。トータル的に買い越しでも・・。」 H「そうだな。それだけに今日だけでは何とも言えないだろうな。」 K「取りあえず、アルゼンチンの問題が今晩の欧米市場でどう反応するのか不透明だったことから、ヘッジ的な先物売りを入れてきたと言う向きもいるだろう。それだけに言うほど懸念視されなければ、明日あっさり反発するという可能性はありえる。」 H「確かにそうだな。まあアルゼンチンの問題だけでなく、米国では財政の崖問題もあるし、中国株の弱さも、そう単純には払拭されないからな。」 K「そうだな。それだけに、再び円安へと向かっていかないことには、日本株も反発したとしても上値追う動きにはなりにくいかもな。」 H「つまり揉み合い相場になっていくと言う可能性はありそうだな。」 K「ああ。ヘッジファンドによる先物買いは続いていくとしても、現物株買いに衰えが見えているだけに上値も追いにくいからな。かといってヘッジファンドが手仕舞い売りに動かない限り下値も限定的だろう。」 H「先物買いで再度上げたとしても、国内機関投資家による現物株売りが上値を抑えそうだしな。それに裁定買い残が7ヶ月ぶりに2兆円超まで積み上がっていることも重石となる。」 K「取りあえず今晩の欧米市場どういう展開になるのか注目しておきたい。それに為替もな。」 H「そうだな。更に円高進行するのか、どうか注目だな。」 11月27日(火) ツイート H「日経平均は今日も小幅ながら続伸し、これで4日続伸だ。」 K「しぶといよな。日経平均、TOPIXは野田首相と安倍自民党総裁の党首討論があった14日以降、14日含めて9営業日あったが、8勝1敗だからな。」 H「ほぼ上げ続けているといって良いだろう。さすがに上値の重さは見られてきているが、大きく崩れる雰囲気じゃない。」 K「ただ、今日なんて結構無理矢理っぽいよな。個別株見ると直近買われてきた輸出株など軟調気味の銘柄も結構目立っていたが、日経平均寄与度大きい銘柄がしっかりと上げており、日経平均を押し上げているといえる。」 H「確かにそうだな。ファーストリテイリングやソフトバンク、それにファナックもしっかりだった。」 K「この3銘柄だけで日経平均を30円近く押し上げているからな。」 H「今日なんて明らかに先物主導だろうな。昨晩辺りから円安に一服感が見られており、やや円高気味に進行していた。それだけに日経平均も軟調気味に始まったんだが、タイミング良くギリシャ支援が決定したことから為替が円安へと進行し、日経平均も上昇していった。」 K「ああ。ギリシャ支援で合意したことは確かに好材料だが、結構織り込まれていた面もあるだけに、円安進行も限定的だった。」 H「しかし後場中頃には安倍自民党総裁が講演で、改めて金融緩和に関して発言しており、それが円売りに繋がり円安へと進行した。それをうけ先物主導で日経平均は再び上げ拡大したからな。」 K「ああ。別に安倍自民党総裁は目新しいことは言っておらず、今までのことを繰り返しただけなんだが・・・。」 H「まあ、昨日にはトーンダウンしていただけに、改めて強力な金融緩和姿勢を示したことから安心感に繋がったんだろうな。」 K「それに円買い株売りしていた向きの買い戻しを誘ったとも言えるだろう。」 H「先物手口見ると、今日の底堅さが先物主導だったと言うことが明らかだな。」 K「そうだな。ニューエッジとJPモルガンの買い越しが目立つ。これは昨日も同様だ。両手口とも、大量に買い持ち状態となっており、更に買いポジション積み上げている格好だ。」 H「両手口とも主な顧客はヘッジファンドと言われているだけに、CTA辺りがガンガン買いまくっている様子が伺える。」 K「この買いが来月のメジャーSQまで続くのか、途中で手仕舞いしてくるのか注目されるが・・・。ただ奴らは日経先物だけというわけでもないだろう。為替も恐らく絡めている可能性もある。」 H「だろうな。投機筋の円売りポジションはかなりの高水準に積み上がっているようだしな。」 K「ああ。投機筋は基本的に長期ではポジション持たないだけに、何処かで手仕舞いしてくるのは間違いない。それがいつかと言うことが焦点だと言えるだろう。」 H「そうだな。まあ取りあえず選挙までという見方が多いようだが・・・。」 K「選挙まで持てば良いけどな。メジャーSQが総選挙直前の12/14だからな。タイミング的には確かに良いところだ。」 H「でも、皆が皆、メジャーSQ、それに選挙後は、反動が警戒だと見ているだけに、事前に警戒的に手仕舞いする向きも多そうだ。そうなると、もっと早めに投機筋は手仕舞いしてくるという見方も出来る。」 K「ああ。ただ逆にロールオーバーして選挙後も今のポジション続けるという事もあるかも知れない。もしそうなれば、ショートカバーなど手伝って年末年始一段高、為替は一段と円安というパターンもあるかもよ。」 H「まあ、確かに選挙後は調整すると見る向き多いだけに、それを睨んで日経先物など売りポジション作る短期資金も多そうだ。選挙後も下げないと、買い戻しを余儀なくされると言う訳か・・・。」 K「ああ。ヘッジファンドはそれを狙っていると言う恐れもある。まあ、取りあえず選挙までに何処まで上げるかにもよるだろうけどな。」 H「とにかく買いポジション積み上げているニューエッジなどの先物動向は日々注目だな。買い増し続けるのか、何処かで手仕舞いに動いてくるのか・・・。」 K「ああ。取りあえずギリシャ支援決定をうけ、今晩の欧米市場がどういう展開見せるのか注目したい。」
|
||||||||||||||||||||||||||||||
情報内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。これらの情報掲載は株式投資判断の参考となる情報の提供であって、投資勧誘を目的としたものではありません。 またこれらの情報によって生じたいかなる損害についても当社は一切の責任を負いません。投資にあたっては、ご自身の責任と判断でなさるようお願いします。 | |
| |
株式情報サイト「グレイルNET」〜株式投資に役立つ情報提供サイト〜投資顧問グレイル提供Copyright(C)2003-2012 GRAIL Corp. All rights reserved. |