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IAEAが福島県に支援拠点設置へ12月2日 7時4分
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IAEA・国際原子力機関の天野之弥事務局長は、原発事故で広がった放射性物質を取り除く除染作業などを支援するため、福島県内にIAEAの活動拠点を設ける方針を明らかにしました。
これはIAEAの天野事務局長が、オーストリアのウィーンにあるIAEA本部で1日、NHKなどの取材に対して明らかにしたものです。
このなかで天野事務局長は「IAEAの知識と人材を提供し、福島にしっかりと根づいた形で協力したい」と述べ、原発事故への対応を支援するため、福島県内にIAEAの活動拠点を設置する方針を明らかにしました。
IAEAの活動拠点には本部から派遣された複数の専門家が長期滞在し、原発事故で広がった放射性物質を取り除くための除染作業や、住民の健康調査などについて、技術的な支援を行っていくということです。
天野事務局長は今月15日から福島県で開催される「原子力安全に関する福島閣僚会議」に出席し、佐藤雄平知事との間で協力文書を署名して、来年のできるだけ早い時期に活動を開始したいとしています。
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