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【プロ野球】

マー君VS松坂の夢対決実現!? 88年会と55年会でチャリティー戦へ

2012年12月3日 紙面から

除染ボランティアの人々にうどんの炊き出しを振る舞った楽天・田中=福島市内の旧大波小上染屋分校で(竹村和佳子撮影)

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 マー君VS松坂の夢対決が実現する−。楽天・田中将大投手(24)が2日、復興支援のため、広島・中村恭平投手(23)とともに福島市内の各所を訪問。数日前に巨人・村田が掲げた「55年会と88年会のチャリティーマッチ」構想について触れ、「記事で読んだ。恐れ多いが、予定が合えば僕らもぜひやりたい」と、前向きな気持ちを明かした。

 「88年会」は田中が発起人となり、巨人・坂本、広島・前田健ら1988年度生まれの選手が中心となって今夏に発足。「東北に拠点を置くチームとして、大震災はすごく胸が痛む出来事だった。同学年には力のある選手が多いので、震災を風化させないためにも、同期のみんなで発信し続けていけたら」と呼び掛け、復興支援のための「元気! ∞(無限大)! プロジェクト」を立ち上げた。

 来年1月5日には「88年会」の約30選手が参加し、仙台で子ども400人を対象に行うイベントで本格始動することが決まっている。この日は2人だけで一足早く被災地の現状を視察。除染活動を激励し、子どもたちと触れ合った田中も「元気をもらった」と思いを新たにした様子だ。

 そんな「88年会」にとって、1980年=昭和55年度生まれの巨人・村田や杉内、松坂(レッドソックスからFA)らで構成される「55年会」とのコラボはもちろん大歓迎。復興支援のためにも、チャリティーマッチでの「マー君VS松坂」の実現に向け動いていく。田中は「55年会はすごい方ばかり。合わさればより大きな発信源になれると思う」と意欲を見せた。 (竹村和佳子)

 

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