さくら荘のペットな彼女 3
あらすじ
2学期初日。
学園の変人たちの集まり『さくら荘』に、謎の金髪美少女が現れた。
彼女の正体はイギリス時代のましろのルームメイト・リタで、
ましろを連れ戻すためにやってきたという。
焦る俺をよそに、ましろは帰らないと突っぱねるが、
どうやらリタは目的を達成するまでイギリスに戻るつもりはないらしい。
しかもその夜、なぜかリタを俺の部屋に泊めることになってしまい・・・
って、みんなそんな目で俺を見ないで!
さらに、騒動の最中、美咲先輩が文化祭に向けて寮のメンバーで作品作りをしたいと言い出して!?
変態と天才と凡人が織りなす青春学園ラブコメ第3弾登場。
感想
さくら荘のペットな彼女の3巻。
名前だけ登場していた・・・
ましろの友人・リタ登場!
今回はさくら荘全員で一つの事を成そうとする話と平行しつつ、
ましろとリタ・・・2人の話。
リタの気持ち・・・
ましろと共にずっと絵を描いてきて・・・
でも圧倒的な才能を持つましろに追いつく事などできず、
彼女が漫画家を目指そうとした時、協力する事で彼女を遠ざけようと・・・
でもやはり自分を圧倒的に打ち負かした才能を持つ彼女に画家を続けて欲しいという・・・
”ましろ”という圧倒的才能に潰されてしまった娘
その才能を疎みながらも、圧倒的なその才能を無駄にするのが許せないという二重背反
そんな想いを抱いたまま今回登場した彼女。
つねに笑顔を浮かべながらも、空太や七海にましろの絵を見せて、その才能を理解させたりと
彼女を連れ帰るための手段を色々とうってきます。
空太も前回、努力したけど失敗という結果にはなったけど前向きにはなった。
でもましろの誰もが認める才能を埋もれさせて良いのかと悩み始めてしまい
色々と話がややこしく。
ましろは天才で誰をも凌駕するほどの絵の才能を持っているけど、
だからこそ”普通”である事を理解できない。
彼女にはリタが何故彼女を嫌うかが理解できない。
誰かが誰かを羨む気持ちが理解できない。
だから自分が怒られる理由も理解できない。
本人がそれを嫌だと思っていても・・・
ある意味でましろも圧倒的な才能ゆえに孤独にならざるをえない・・・
こう考えると天才というのも考え物かもしれない・・・
知る知らない以前に理解できないというのはかなりの問題のような気がする。
ただでさえ普通のコミュニケーション能力や一般常識が欠けてるましろではなおさら。
それでも彼女は彼女なりにリタと一緒に居る事を嬉しく想っていて、
リタも本当は彼女と一緒に絵を描く事は好き・・・
お互いにそれを口にだして言わなかった
だからましろはリタの気持ちが理解できない故に・・・
だからリタはましろが自分をどう思っているか不安に・・・
こういうすれ違いが起きてしまったみたい。
今回、顔をあわせて、言いたい事を全部言った2人は今まで以上に仲良くなれた気がするから
雨降って地固まるって感じかな?
実際にその場面は雨降ってたしwww
そしてもう1人の登場人物・・・
赤坂龍之介・・・ついに顔見せ!
さくら荘の住人で空太のクラスメイトだけど、今までひきこもっていて
登場してもチャット会話のみだった彼がついに登場。
特に理由もなく、出席日数の関係ででてきたみたい・・・
彼もさくら荘の”天才側”の人間らしくプログラミングの才能においては凄いみたい。
実際に1巻から自分の代わりにAIに対応させたりととんでもなかったからな・・・
我関せず
基本的にほとんどの物事に感心がなく、自分以外の諸々に興味がない。
まぁさくら荘のメンバーの頼み事とかは無理でなければ聞いてくれるけど・・・
濃いなぁ・・・さすがさくら荘・・・
効率重視だったり、授業を無視したりと色々と問題児。
そんな彼だからこそ、リタの仮初の笑顔に気づいたし
彼女の言葉をなんの感情もまみえずに客観的に聞いて、問題点を指摘した。
悪口を言われてもまったく動じない為に一方的に相手が詰られるという、無敵状態の彼。
なのに何故かリタが自分が感じていた思いに気づくきっかけになったり、
その事で彼女に好意を持たれてしまったりと・・・あれ?
何故、そこからリタフラグが立った!?
彼からしたらまったくリタに興味がないみたいだったけど、
リタは去り際に頬にキスしていったから冗談ではなさそう・・・
女性が苦手な龍之介は失神したけど・・・
なんか色々とコイツも残念なキャラっぽい。
そして主人公であり空太とヒロインであるましろ
今回、さくら荘のメンバー全員で文化祭の出し物を企画して
作成する事になるわけだけど、リタの登場やましろの帰国騒動で
色々と悩みながら空太は関わっていく事に・・・
リタに連れられてましろの絵を見て、彼女の才能の片鱗を見せられ、
彼女の才能を惜しいと感じ、彼女を美術の世界に戻そうと決意する空太。
でもリタとましろの問題や何気ないましろとのやり取り、
そしてましろの父親の来日~ましろが去ってしまう・・・
色々な事が起きて、そして空港でましろに追いついた時に
空太が紡いだ言葉は・・・決意していた彼女を送り出そうという言葉なんかではなく
彼女を引き止める言葉。
そこまできてようやく素直な思いを口にできたみたい・・・
まぁここまで空太が頑張ったけど、実際はリタの帰国の見送りというオチだった訳だが・・・
それでも素直な言葉を口にした空太の言葉はましろの心にきっちりと届いたみたい。
これは大きな一歩のような気もします。
この一件でましろに生まれた新しい”想い”
そして文化祭の企画がどういう結果を迎えるのか・・・
そして美咲と仁の事とか色々と伏線を残して終了。
ましろの父親がましろが漫画家を目指している事をすでに知っていたり、
その事について反対していなかったりと大きな問題があっさり解決。
娘の才能を知り、それを生かして欲しいという思いはあるけれど、
娘がそれを望んでいないなら無理強いはしない・・・いい父親。
まぁましろの圧倒的過ぎる才能を惜しむ人間は色々と多そうだし、
それがこれからの問題になる事もあるような気もするけど・・・なんとかなりそう。
さくら荘ってそんな感じのコミュニティだし・・・
ある意味で本当に”普通”ではない人達が集まる寮・・・楽しそうです。
美咲やましろ、龍之介などと普通にコミュニケーションが取れてしまってる時点で
空太・七海・仁も十分普通ではないという事に気づくべきかも・・・
最後に一文。
今回、ましろが帰国してしまうと勘違いした空太に抱きしめられ、
『どこにもいくな』と言われたましろ。
この行動はましろの心にとても深く届いたみたいで、
今まで彼女自身もうまく理解できていなかった気持ちに自覚が・・・
そんな彼女がその自分の気持ちを口にしたセリフ。
実際、口がそう動いたように見えたって表現だけど多分間違いなさそうだし・・・
これは・・・次の話が楽しみになる・・・
2巻の『恋を教えて』がここに繋がるとは・・・
彼女が空太に感じ始めた思い・・・それは・・・
「これって・・・」
「もしかして・・・」
”──コイ”
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2学期初日。
学園の変人たちの集まり『さくら荘』に、謎の金髪美少女が現れた。
彼女の正体はイギリス時代のましろのルームメイト・リタで、
ましろを連れ戻すためにやってきたという。
焦る俺をよそに、ましろは帰らないと突っぱねるが、
どうやらリタは目的を達成するまでイギリスに戻るつもりはないらしい。
しかもその夜、なぜかリタを俺の部屋に泊めることになってしまい・・・
って、みんなそんな目で俺を見ないで!
さらに、騒動の最中、美咲先輩が文化祭に向けて寮のメンバーで作品作りをしたいと言い出して!?
変態と天才と凡人が織りなす青春学園ラブコメ第3弾登場。
感想
さくら荘のペットな彼女の3巻。
名前だけ登場していた・・・
ましろの友人・リタ登場!
今回はさくら荘全員で一つの事を成そうとする話と平行しつつ、
ましろとリタ・・・2人の話。
リタの気持ち・・・
ましろと共にずっと絵を描いてきて・・・
でも圧倒的な才能を持つましろに追いつく事などできず、
彼女が漫画家を目指そうとした時、協力する事で彼女を遠ざけようと・・・
でもやはり自分を圧倒的に打ち負かした才能を持つ彼女に画家を続けて欲しいという・・・
”ましろ”という圧倒的才能に潰されてしまった娘
その才能を疎みながらも、圧倒的なその才能を無駄にするのが許せないという二重背反
そんな想いを抱いたまま今回登場した彼女。
つねに笑顔を浮かべながらも、空太や七海にましろの絵を見せて、その才能を理解させたりと
彼女を連れ帰るための手段を色々とうってきます。
空太も前回、努力したけど失敗という結果にはなったけど前向きにはなった。
でもましろの誰もが認める才能を埋もれさせて良いのかと悩み始めてしまい
色々と話がややこしく。
ましろは天才で誰をも凌駕するほどの絵の才能を持っているけど、
だからこそ”普通”である事を理解できない。
彼女にはリタが何故彼女を嫌うかが理解できない。
誰かが誰かを羨む気持ちが理解できない。
だから自分が怒られる理由も理解できない。
本人がそれを嫌だと思っていても・・・
ある意味でましろも圧倒的な才能ゆえに孤独にならざるをえない・・・
こう考えると天才というのも考え物かもしれない・・・
知る知らない以前に理解できないというのはかなりの問題のような気がする。
ただでさえ普通のコミュニケーション能力や一般常識が欠けてるましろではなおさら。
それでも彼女は彼女なりにリタと一緒に居る事を嬉しく想っていて、
リタも本当は彼女と一緒に絵を描く事は好き・・・
お互いにそれを口にだして言わなかった
だからましろはリタの気持ちが理解できない故に・・・
だからリタはましろが自分をどう思っているか不安に・・・
こういうすれ違いが起きてしまったみたい。
今回、顔をあわせて、言いたい事を全部言った2人は今まで以上に仲良くなれた気がするから
雨降って地固まるって感じかな?
実際にその場面は雨降ってたしwww
そしてもう1人の登場人物・・・
赤坂龍之介・・・ついに顔見せ!
さくら荘の住人で空太のクラスメイトだけど、今までひきこもっていて
登場してもチャット会話のみだった彼がついに登場。
特に理由もなく、出席日数の関係ででてきたみたい・・・
彼もさくら荘の”天才側”の人間らしくプログラミングの才能においては凄いみたい。
実際に1巻から自分の代わりにAIに対応させたりととんでもなかったからな・・・
我関せず
基本的にほとんどの物事に感心がなく、自分以外の諸々に興味がない。
まぁさくら荘のメンバーの頼み事とかは無理でなければ聞いてくれるけど・・・
濃いなぁ・・・さすがさくら荘・・・
効率重視だったり、授業を無視したりと色々と問題児。
そんな彼だからこそ、リタの仮初の笑顔に気づいたし
彼女の言葉をなんの感情もまみえずに客観的に聞いて、問題点を指摘した。
悪口を言われてもまったく動じない為に一方的に相手が詰られるという、無敵状態の彼。
なのに何故かリタが自分が感じていた思いに気づくきっかけになったり、
その事で彼女に好意を持たれてしまったりと・・・あれ?
何故、そこからリタフラグが立った!?
彼からしたらまったくリタに興味がないみたいだったけど、
リタは去り際に頬にキスしていったから冗談ではなさそう・・・
女性が苦手な龍之介は失神したけど・・・
なんか色々とコイツも残念なキャラっぽい。
そして主人公であり空太とヒロインであるましろ
今回、さくら荘のメンバー全員で文化祭の出し物を企画して
作成する事になるわけだけど、リタの登場やましろの帰国騒動で
色々と悩みながら空太は関わっていく事に・・・
リタに連れられてましろの絵を見て、彼女の才能の片鱗を見せられ、
彼女の才能を惜しいと感じ、彼女を美術の世界に戻そうと決意する空太。
でもリタとましろの問題や何気ないましろとのやり取り、
そしてましろの父親の来日~ましろが去ってしまう・・・
色々な事が起きて、そして空港でましろに追いついた時に
空太が紡いだ言葉は・・・決意していた彼女を送り出そうという言葉なんかではなく
彼女を引き止める言葉。
そこまできてようやく素直な思いを口にできたみたい・・・
まぁここまで空太が頑張ったけど、実際はリタの帰国の見送りというオチだった訳だが・・・
それでも素直な言葉を口にした空太の言葉はましろの心にきっちりと届いたみたい。
これは大きな一歩のような気もします。
この一件でましろに生まれた新しい”想い”
そして文化祭の企画がどういう結果を迎えるのか・・・
そして美咲と仁の事とか色々と伏線を残して終了。
ましろの父親がましろが漫画家を目指している事をすでに知っていたり、
その事について反対していなかったりと大きな問題があっさり解決。
娘の才能を知り、それを生かして欲しいという思いはあるけれど、
娘がそれを望んでいないなら無理強いはしない・・・いい父親。
まぁましろの圧倒的過ぎる才能を惜しむ人間は色々と多そうだし、
それがこれからの問題になる事もあるような気もするけど・・・なんとかなりそう。
さくら荘ってそんな感じのコミュニティだし・・・
ある意味で本当に”普通”ではない人達が集まる寮・・・楽しそうです。
美咲やましろ、龍之介などと普通にコミュニケーションが取れてしまってる時点で
空太・七海・仁も十分普通ではないという事に気づくべきかも・・・
最後に一文。
今回、ましろが帰国してしまうと勘違いした空太に抱きしめられ、
『どこにもいくな』と言われたましろ。
この行動はましろの心にとても深く届いたみたいで、
今まで彼女自身もうまく理解できていなかった気持ちに自覚が・・・
そんな彼女がその自分の気持ちを口にしたセリフ。
実際、口がそう動いたように見えたって表現だけど多分間違いなさそうだし・・・
これは・・・次の話が楽しみになる・・・
2巻の『恋を教えて』がここに繋がるとは・・・
彼女が空太に感じ始めた思い・・・それは・・・
「これって・・・」
「もしかして・・・」
”──コイ”
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アニメは回が進むほど、なんか普通?のラノベ展開で食傷気味になてきていたのですが、11巻の真奈通りすがり新生徒会の一存 碧陽学園新生徒会議事録 上No title私も読ませてもらいました。
なんか普通のヒロイン、めいくしかいない気が……。
今回は全生徒会メンバーもいい感じに出ていて凄く読んでて楽しかったです。
火神の存日向たったひとつの、ねがい。No titleたしかにラノベとして読む気がでてきませんね^^;ラルキ新生徒会の一存 碧陽学園新生徒会議事録 上No titleどちらかといえば敵対関係にあった前新聞部部長と違い風見めいくはいいポジションにいますね。
何かと杉崎を気にかけサポートしてくれて現在の碧陽学園で一番杉崎の好感度カミサカいつか天魔の黒ウサギ 11 悪魔と魔女と生徒会長の恋No title新刊更新楽しみにしていました。いやー、いろいろと伏線が回収されてきてまさにクライマックスって感じですね。読んでいて本当にドキドキワクワしました。
管理人さんは絶匿名ソードアート・オンライン 10 アリシゼーション・ランニング余計なお世話ですが選別->餞別のべろ