谷議員&松本薫“ツーショットNG”の事情
2012年09月10日 12時00分
ロンドン五輪柔道女子57キロ級金メダリストの松本薫(24=フォーリーフジャパン)が、都内の「国民の生活が第一」党本部で帝京大の先輩・谷亮子参院議員(37)を訪問したものの、姿も見せない“隠密対談”になってしまった。
当初は2人が公開対談する予定で、派手なボードまで用意された。ところが、松本が到着すると谷議員とともにすぐに別室へ。20分後には谷議員だけが会見し「まだ今後があるアスリート。政治色を付けないよう、撮影はやめたほうがいいと私のほうで判断させてもらった」と急きょ非公開にした。
後輩を政局に巻き込みたくないという配慮だが、実は松本側の事情もあった。関係者の話を総合すると、想像以上の数の報道陣の姿に松本側が驚いたという。松本は人前で話すことが得意ではないため、動揺する姿を見た谷議員が、別室での対談に変更させたようだ。しかし、集まった報道陣はただぼうぜんとするのみだった。
「松本選手は試合中、一歩も引かずに前に出て攻めていた。今後も、さらに頑張ってくれると思う」とエールを送った谷議員だが、肝心の本人がいなくては…。背後の激励ボードが、やたらさびしく残っていた。
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