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help RSS バンクーバー・オリンピック 男子シングルフリーを見て  その2

<<   作成日時 : 2010/02/21 23:57   >>

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四回転(クワド)を入れたエフゲニー・プルシェンコ、四回転を抜いたエヴァン・ライサチェク。どちらが「金メダル」にふさわしいかと随分と大きな議論になっているようですが…。私ごときの意見など何の価値もないとは思いますが…うーん、やっぱり微妙なところですねえ。

トリノ・オリンピックのゴールド・メダリストとして、旧採点時代からの生き残りとして、技術の向上なきスポーツに意味なし!と四回転をしっかり決めてみせたプルシェンコですが、いかんせん転倒はなくてもジャンプの質がよくなく、全体的に雑な演技に見えてしまいました。いや、実際にプル様は「雑」に滑ったのではけしてないのだと思います。満身創痍の身で3年ぶりの競技復帰、そして年齢的なことを考えても演技の質が下がってしまうことは防ぎようがなかったのでしょう。ステップも、得意の高速ステップではなく、最近の採点傾向にかなり無理して合わせていたようにも見えたし。

そうなると、四回転なし、3Aまでで、SP・フリー共に手堅くまとめてきてライサチェックの金メダルが妥当なのでしょうが…しかし、私は彼の演技に感動出来なかった。
荒川さんのフレンズ・オン・アイスに毎年来てくれて、たとえショーでも日本の観客のために誠実に滑ってくれるエヴァンに、私は好感を抱いています。だから、こんなこと書きたくないし、またエヴァンのファンの方が目にしたら、不愉快になるとは思いますが…敢えて書きます。
'08イェテボリ・ワールドでジェフリー・バトルが優勝するまでは、「四回転なしの最後のワールド・チャンピオン」と呼ばれていたトッド・エルドリッジの全盛時の演技を、一昨年放送されたNHK杯名場面集の番組で見た時、「これはクワドなしでも、ワールド・チャンピオンとして納得出来る素晴らしい演技!」と感動しました。気品溢れる、と言っても過言でないほどの美しいスケーティング、クワドはなくても高さがあり質の高いジャンプ。3Aコンボも、当時としては最高難度の3A+3Tでした。
それを見てしまっていると、ライサチェクの今回のオリンピックでの演技の印象の薄さは否めません。3Aコンボも3A+2Tだし、技術的にも十数年前から後退してしまったのでしょうか?採点傾向が高難度のジャンプを入れずに、手堅くまとめる演技に有利になっていること、ジュベールをはじめとする四回転ジャンパーがそろいもそろって不調と、色々な条件が重なったこともあるのでしょうが…。
重ねて、ライサチェクのファンの方がこれを読んで不快に感じることがあったら、お詫びします。

4位のステファン・ランビエールは、ヴェルディのオペラ『椿姫』の音楽を上手につなぎ合わせたプログラムで、彼の優美な演技はやはり群を抜いていて、見惚れてしまいました。しかし、クワドをはじめとするジャンプの無理な着氷が目立ったことと、それに以前のステファンが放っていた強烈な「俺様オーラ」が感じられなかったのが残念でした…。キスクラでの元気のない様子もステファンらしくなくて、さびしかったよ。

5位のパトリック・チャンは、多くの方が指摘しているように、「地元上げ」の高得点、これは否定出来ないでしょう。なぜ彼がジョニーより上?小塚君より10点も上?彼が才能ある若いスケーターであることは間違いありませんが、その若さ故なのか、彼のフリーの『オペラ座の怪人』には、訴えかけてくるものがまるでない。SPの『ロクサーヌ』を見ても、あ、これタンゴだったっけ?で終わりです。フリーを見てもファントムの凄みも悲しみのかけらも感じられない。ただきれいに滑っているだけ。ついでにジャンプは、まだまだ未熟。それでいて、自分が跳べない四回転をバカにしたり、先輩スケーターを貶める発言の数々。到底応援出来るアスリートではありません。彼の将来性までは否定しませんが。

それに比べて、あんな素晴らしい演技をしたジョニー・ウィアーの得点がなんで伸びなかった(怒)…正直なところ、彼の得点が出るまでは、大ちゃんを抜くのではないかとハラハラしてしまったのですが、いざ得点が出ると、その評価の低さは納得出来ないものでした…。何度も言いますが、なんでチャンより下なのよ?しかし、キスクラでのジョニーは得点や順位のことすら達観しているような立派な態度でした。薔薇の花冠が素敵に似合っていたし…25才にもなって、花冠ををあんなに見事にかぶりこなせるなんて、ジョニーしかいません(きっぱり)。
そして、バンクーバーは、そんなジョニーの美学をとことん追求した集大成だったと思います。美しかったよ、ジョニー。たとえクワドがなくても、あなたは素晴らしいアスリートであり、アーティストです。

7位の織田信成君に関しては、私が今まで極力話題を避けていたことは、当ブログを今までお読み頂いた方ならご存じのことだと思います。しかし、さすがに今回はオリンピックであり、また前のページで書いたように私のわだかまりも解けてきたことだし、今日は彼について書きますね。
といっても、靴紐が切れて演技中断という事態には、あまり同情出来ません。元金メダリストのウルマノフ氏が「スケーターとしてあるまじき失態」と評したそうですが、確かにオリンピックという大舞台であまりに不注意。周囲のスタッフはフォロー出来なかったのでしょうか?モロゾフ・コーチは以前、高橋のエージェントが靴をきちんと用意しなかったからイェテボリ・ワールドで優勝出来なかったとか言ってましたが、今の自分の生徒のこの事態は…?ただし、織田君が演技再開後も崩れることなく最後まで滑りきったことは、よくやったと思います。
演技に関しては、紐が切れる前から、彼にしては動きも表情も固く、かなり緊張していたのでしょうか。結局、クワド回避になってしまったのは、シーズン当初からのモロゾフの安全策からくる必然だったのだと思います。ジャンプを得意とする織田君が今後、ライサチェク・タイプの3Aまでの手堅くまとめる路線で行くか、クワドに挑戦するかは、本人が納得いくようにすればよいでしょう。


…2ページ使っても、書きたいこと全部収まりませんでした。8位の小塚君らについては、明日以降に書きますね。
それと、ART ON ICEのオリンピック評の大ちゃんの部分など、出来るだけ早く訳したいと思っているのですが…当分、フィギュア関連の記事が続きそうです。

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コメント(14件)

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なつ様,興奮あとの冷静総括をよく書いてくださった!


順位には様々な思惑(国家の)が加わる・・・かな?
今回はプル,ランの復帰のお陰で安全策を取って,せっかく技術を磨いた(スポーツとして人体の限界を超え進化を遂げる)歴史にブレーキを掛る傾向に待った!がかかり,大輔君が切り拓いた4回転2回成功で世界トップ!という境地を肯定する状況をもたらしました。プル様ラン様,貴方たちはやはり王道です。

素人でも,素人だから,ライサチェックのミスなくまとめ安全策の上に勝ちを獲る演技に,会場は何故そんなにスタベするの?と疑問。ほんまに感動!?審判へのアピール?

素人だから〜(笑),芸術性を評価する競技だからこそ,大様ラン様の演技こそが高く評価されていい筈です。人体は音楽を,人生を,その想いを技術の高さに乗せてどこまで表現できるのだろうか・・・ロボットではない,情感ある人間だからこそ出来ることだと,あらゆる素人を納得させてくれる競技だと私は強く思っています。だから伊藤みどりの怪我を恐れず,身体的条件の不利を超えるあのジャンプに涙したのです。

ビデオを何回となく見ては,ジャッジへのアプローチがあったことは,効果!!かなぁ〜百歩譲って,すきなくまとめることも技術の高さではありますがヤグディン等を目の当たりにして男子フィギアのファンになった私としては,半減です。

何にしろ,☆高橋大輔☆
という稀有な存在と,それを支え育ててくれた心ある人たち,チーム高橋はもちろんのこと,怪我からの復帰をサポートした京都の施設の皆さん(地元新聞に看護婦さんたちの記事があり,泣きました),そしてなにより幼い時から見えない将来に託してくださった倉敷の皆さん,全ての大輔ファミリーに
代表して感謝(何を代表??・・私を幸せにしてくださって)


ペンギンママ
2010/02/22 04:39
そうですよね〜〜・・・難しいですね、この問題は。
跳べた方が良いに決まってる、と思いますが。
やっぱり、大輔くんが4回転を決めて金メダルっていうのが最も分かりやすいと思うので、次、よろしくね!笑
次、とか言えるのが凄く嬉しいし幸せ!!

私も、正直、ライサチェックの演技は好きではありません。
でも、西岡さんも言っていたように、あのミスのない演技をした精神力は、称賛に値すると思います。
彼も以前は4回転を跳んでいましたね。
怪我か何かでしたっけ・・・跳ばないのは?
その中で、勝つためには4回転抜きで、その代わり完璧でなければ、というプレッシャーは大きかったと思います。

結局、大輔くんが「人それぞれ」と言うように、それが答えかな、と思います。
大輔くんは(勿論、勝つためではあるんだけど)むしろ、自分との闘いとして4回転に挑み続けているんだと思うし、そこが好きです。
男です!!

ジョニーは素敵でしたね!
競技を越えた存在価値です。
彼自身が迷わずわが道を貫き通しているのが、見ているものを幸せにしてくれます。

ランビエールは、ジャンプが本当にことごとく流れの止まるものになってしまいました。
残念。
ここまで大輔くんの得点に肉薄するとは、ちょっとびっくりでした・・・ごめんね!ランビエール!


rose
2010/02/22 12:06
「音楽を引き摺り回して暴れてるようにしか見えない」とは、フィギュア男子シングルを観戦したあるライターさんのライサチェック選手のSPの感想・・・。
まさにそのとおりの滑りだったと私もいたく共感しました。個人的には、ガチャガチャやかましい滑りとあのガッツポーズに、正直、辟易した。男子のプログラムにアップテンポの楽曲は、ひとつ間違えると、ただうるさいだけの印象しか残らないのかも・・・とまで感じました。
アイスショーを見るのなら、フィギュアスケートの華麗さを堪能したい。競技を見るのなら、半歩先を目指している選手の演技を見たい。
超素人の見解ですが、五輪でのフギュアには後者の演技をこらからも期待したいです。
プルシェンコ選手、ランビエール選手の復帰は、本当に嬉しかったです。


ヴァンフ
2010/02/22 12:07
私もなつさんと同じことを思いましたよ!
モロ氏の靴の発言の件を思い出して。
「天に唾する」って、こういうことかも・・・なんて思っちゃった!!苦笑
織田君にはわるいけど・・・
織田君は、マイムも雑に感じたし・・・やっぱり緊張してたんでしょうね。
ライサチェックの後で足がすくんだ、と言っていましたね。
4回転の回避は最初から決めていたんだろうと、個人的には思っていますが、織田君が自分で決めたと言っていたり、靴ひものことも自分の責任と強調していたのはちょっと気になりました。
アクシデントの後、滑り切ったことは本当に良かったです。

オリンピックですね〜〜・・・いろいろなドラマがありますね。

お忙しいのに図々しいのですが、art on iceの訳、楽しみに待っています!
ゆっくりでいいです!!
rose
2010/02/22 12:19
しばらくフィギュアネタですね〜毎晩楽しみにしています。なつさん目線で観た評,なんだかスッキリハッキリです。どうぞ引き続きよろしくです。
私はといえば,今度生大輔観戦できる機会はいつかと,思いめぐらしております。アイスショーもいいでしょうが,やっぱり試合の緊張感がたまらないかな??来年の東京ワールドチケ,ますます入手困難でしょうか?
きょろろ
2010/02/22 22:34
>ペンギンママさん、こんばんは。
ほんとうにプルシェンコとランビエールが現役復帰しなかったら、クワドどころかフリーで3A2本もコンスタントに決められないチャンが台乗りだったんですよね…さらに、大ちゃんの怪我からの復帰がなかったら、銀メダル…ライサ金、チャン銀というと、昨シーズンのワールドと一緒になるから、3人の復帰がいかに大きなことだったか分かりますね。

個人的には好感も抱いているライサチェクを、過去の偉大な選手=エルドリッジと比べるのはよくないかな…とちょっとためらったのですが、例として出してみました。ま、ライサチェクよりエルドリッジの演技の方が私の好みなのだといえば、それまでなんですが。エルドリッジをリアルタイムで見たのは、現役引退直前のソルトレーク・オリンピックだったのですが、もう30才くらいだったのに、四回転根性降りしていましたよね。「四回転なしのチャンピオン」という言葉に甘んじられなかったのでしょう。「漢」だったなあと思い出します。
私もヤグディン大好きだったのですが、彼はほんとうにアスリートとアーティストの両方の面で最高の選手でしたね。
そうそう、エルドリッジといえば、自分は多くの膝を怪我して手術したスケーターを見てきたけれど、誰も復帰出来なかった。だから、高橋の復帰は喜ばしいと語ってくれたのですよね。エルドリッジの暖かい言葉とともに、チームだいすけ、医療関係、栄養士の皆様らへの感謝の念がいっそう深まる思いです。
なつ
2010/02/22 22:50
roseさん、再びこんばんは。
>大輔くんが4回転を決めて金メダルっていうのが最も分かりやすい
そうそう、結局はそれなんですよね。TESとPCS両方で高い評価を得る、という…。怪我前、特に'084CCでその域に達していたのですよねえ。怪我前よりスケーティングが美しくなった今、クワドをはじめとするジャンプのレベルを怪我前にまで戻すことが出来たら、もうスーパーだいすけです!本人もそれを目指しているからこそのクワドへのこだわり=アスリートとして限界に挑戦する、という姿勢にブレがないのでしょう。
ライサチェクは男らしいかっちりした演技とも言えるし、ラジオ体操ちっくな演技(ごめんね、エヴァン)に見えることもあるし…まあ、やはり個人の好みということで。怪我が治れば、再びクワド入れるかどうか、ちょっと興味はあります。

モロ氏については「言葉はその人に返ってくる」という格言を思い出さずにはいられませんでした。なんだか最近カリスマ性が薄れてきてません?あの人。特に、織田君の靴紐が切れた後、あたふたしてどこかへ走っていった(椅子を取りにいったんですね)姿を見たりすると。安藤さんを台乗りさせたら、やっぱり有能なコーチ!と思ってあげます。

ジョニーと、ちょっと精細なかったけれど、ランビエールの二人を見て、やっぱり「おじさん世代」の選手はいいな、と再認識しました。ここでジュベールとトマーシュを語れないのが悲しいことですが…。

ART ON ICEはぬるく期待していて下さいね〜
なつ
2010/02/22 23:05
>ヴァンフさん、コメントありがとうございます。
ペンギンママさんへのレスにも書いたとおり、ライサチェクよりエルドリッジの方が優れていると感じるのは、単に私の好みの問題なのでしょうが…。ライサチェクも昨シーズンの「ラプソディー・イン・ブルー」では洒落た感じが出せていたし、けして表現面で優れた選手でなくても、はまりプロにあたれば人を引き込む演技の出来る人だとは思います。
しかし、ライサチェク個人のことを離れても、ヴァンフさんのおっしゃるとおり
>競技を見るのなら、半歩先を目指している選手の演技を見たい。
が、本来男子シングルのあるべき姿だと私も思います。
今回、プルシェンコが復活したことは、一石を投じる意味でも大きな意味があったと思います。現にこれだけの議論が起こっているわけですし。次回のソチ・オリンピックでは翼ある男たちの演技を多くみたいものです。
なつ
2010/02/22 23:12
>きょろろさん、こんばんは。
私ごとき素人意見でも、読んで頂けて、こちらこそ感謝!です。ありがとうございます。

私も次の生だいすけ鑑賞計画立てなければいけませんね!可能性としてはPIW、SOI、DOI、FOI…特にプリンスで見たいですねえ。
東京ワールドは、前回の東京体育館より収容人数の多い代々木でもやはりチケ取り激戦になるのでしょうね。。トリノ・ワールドも行けたらいいんですけれど、3月の休みもう提出しちゃったので(泣)ショーもいいけれど、やっぱりもっと試合で大ちゃん応援しなければ、と思っています。
なつ
2010/02/22 23:19
待ってました!なつさんの感想シリーズ パート1(^O^)
同意することばかりで、胸がスッとします。
 4回転については、結局、高橋大輔が早口で見事に言ってのけた「人それぞれ、僕には必要」だと思います。
 私は、プルのクワドは敵ながらアッパレ!で、楽しみだし、クワドに専心するより、全体を大切にしたい選手は、それで、価値を高める努力をすればいいと思います。
 低い技術でも、やたら加点されて、高レベルなことに挑戦する意欲を失わせる採点方法だけが問題に思えます。
 いくら、EXに男女とも有名選手ばかり出ていても、試合の方が断然おもしろくないですか?選手だけでなく、
見ているだけでもアドレナリン全開なのは、挑戦!!する試合だから。
ただ、人間だからこそ、進化もしますが、故障で選手生命を失うのも困るので、いつも、より上を!と焦るのも苦しいですけどね。
 Pチャンのことについては、なつさんのコメント全てそのままで、笑ってしまうほど。加えて、フリーが大ちゃんより上ええええ?!!! 個人的には、もともと関心のない選手でしたが、実をいうと、「この人だけは応援できないわあ」と直感してしまいました。
 織田さんについては、靴ひも後も滑り切って、がんばった姿に素直に拍手できました。そして、、、これで、モロゾフ交代劇の「罪と罰」は完了かなと、正直なところ考えてしまった私です。大輔ちゃんはもう、なんとも思っていなくても、どうしてもどこかにあの事がひっかかっていました。私の心の中だけですが、「あ、やっと終わってくれた。」って。ちょっと怖いですね、私。
 でも、一生懸命な姿に感動もしたのも本当です。
 なつさんの訳、大輔ちゃんへの海外の評価、楽しみにしています。
フミ
2010/02/22 23:47
なつさん、こんにちは。
 このページがその2ということに気づかず、私のコメントがややボケになっています。本当にすみません<m(__)m>  今、その1に気づいて、読ませていただきました。  
それから、さっき、本屋に行ったら、AERAの表紙が高橋大輔!! eyeの最後、決めポーズでした。
 またワールドで、見られると思うと、嬉しくて背中がブルブルっときます。
では、また、訳していただいた方にコメントさせて下さい。<m(__)m>




フミ
2010/02/23 13:37
再び・・・笑

>最近モロ氏のカリスマ性が薄れて

そうなんですよ〜。
実は、余りにも意地悪っぽくなるからなぁ〜・・・と思って書くのをやめたんですが、なつさんと同じく、あたふたしているモロ氏を見て、思わず笑っちゃいました。
少々気持ち良かったし。(ごめんなさい!!皆さん、私を軽蔑しないでください・・・)
3分しか中断が許されてないのにばたばた椅子なんか持ってきてどうすんのよ〜、って思ったし。
その点、織田くん自身がよっぽど落ち着いていましたね。
一時期の勢いは全くありませんね。
人柄に「?」のつくような出来事が相次いだことも大きいと思いますし。
不愉快に思われた方がいらっしゃったら、ごめんなさい!!


rose
2010/02/23 15:21
>フミさん、こんばんは。
>「人それぞれ、僕には必要」
これも「俺ファースト」のひとつの表れですよね☆
>低い技術でも、やたら加点されて、高レベルなことに挑戦する意欲を失わせる採点方法だけが問題に思えます。
これが、今の問題のすべてですね。確かにフリーのプル様のクワドはじめとするジャンプの質は、あまりよくなかったかもしれない。でも、ジュニアに近いレベルに構成を下げて、加点を稼ぐ選手の方が評価されるという現状に、素人ながら疑問を抱かずにはいられません。
ライサチェクはクワドを入れていたシーズンもあったし、演技全体の完成度も高い選手だからまだしも、まだ発展途上中のチャンがあわや表彰台に乗りかねなかったという事態がおそろしいです。今のような、甘やかし採点を続けていたら、余程チャン自身に向上心がないかぎりは、彼はリスクを背負ってまで難しい技に挑戦するようなアスリートにはならないでしょう。

モロゾフと織田選手に関しては、私も
>「あ、やっと終わってくれた。」
に100%同感でした。大ちゃん自身は、もうなーんとも思ってないだろうし。

AERA私も早速買いましたよ☆華がある表紙だな〜
なつ
2010/02/23 22:45
>roseさん、こんばんは。
あの靴紐騒動の時に私の頭に浮かんだ言葉(「天」から始まる熟語です)をここで書くのは、ま、やめておこうと思って書いてないだけで、私の方がよっぽどブラックな内面の持ち主ですから(笑)
人柄もさることながら、最近のモロ氏の振付のマンネリ感がちょっと…ですね。スペインのフェルナンデス君のフリーはモロ氏の振付らしいですが、ストレートラインステップがヤグディンの「グラディエーター」と「仮面の男」を足して2で割ったみたいで、焼き直し感がぬぐえません。もちろんフェルナンデス君自体はとてもがんばっていて、今後が楽しみな選手だと思います。
そして今は、モロ氏には、安藤さんに全力を尽くしてやって下さいと思うのみです。男子シングルでメダリストのコーチになれなかった分、なんとしても美姫ちゃんを台乗りさせようと必死でしょうから、こちらが心配する必要もないか。とにかく頑張って下さいな。
なつ
2010/02/23 22:57

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バンクーバー・オリンピック 男子シングルフリーを見て  その2 Il quaderno d'Estate/BIGLOBEウェブリブログ
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