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崩落事故“ボルト外れた可能性高い”12月3日 4時28分
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中日本高速道路の現場の担当者によりますと、崩落の現場では、天井板をつり下げていた金具をトンネル本体に取り付けるためのボルトが外れた跡が確認されたということで、中日本高速道路は、このボルトに不具合があった可能性が高いとみて調べることにしています。
崩れ落ちた天井板は厚さ8センチほど、幅1メートル20センチ、長さ5メートルのコンクリート製の板で、半円形のトンネルの天井から「つり金具」でつるされています。
つり金具は上部CT鋼と呼ばれる金属の板を使ってトンネルに取り付けられていて、直径が16ミリ、長さが23センチあるアンカーボルトと呼ばれるボルトがトンネル天井のコンクリートに13センチの深さまではめ込まれる設計になっています。
中日本高速道路によりますと、天井板はこのつり金具ごと落下していて、さらに3日未明、取材に応じた現場の担当者によりますと、天井の上部にはボルトが抜け落ちた跡があるということです。
担当者は「天井の板を支える部品ごと落下し、アンカーボルトが抜けた可能性が高い」と話していて、中日本高速道路は、このボルトに何らかの不具合があった可能性が高いとみて調べることにしています。
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