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過電流保護ブレーカーとコンセントの関係について
過電流保護ブレーカーとコンセントの関係について
一般的に過電流保護のブレーカーは容量20Aとなっているケースが多いと思いますが、市販の延長コンセント、テーブルタップなどは、通常15Aまでしか使用できないという記載があります。
過電流ブレーカーは20Aに達しないと遮断されないため、絶えず15A以上の電流が流れていても気付かないという可能性もあります。
よって、市販のテーブルタップなどは、20A以上のキャパをもった製品を販売する必要が無いのでしょうか?
- 補足
- おっしゃることは分かります。が、私の自宅のコンセントを見ても15Aという表示はありません。
もし、15A以上接続してはいけないということであれば、それはコンセントメーカーの表示不足ということではないでしょうか。表示がない以上、15A以上接続する人はいると思います。
フェールセーフという観点から、ブレーカーは15A未満で遮断にすべきと思うのはおかしいでしょうか?
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- 質問日時:
- 2007/5/10 13:27:38
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- 解決日時:
- 2007/5/25 03:10:57
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ベストアンサーに選ばれた回答
コンセントに電流値や注意書きを表示するというご意見は正しいと思います。
表示を義務付ける必要があるでしょう。
・コンセントも2口、3口があり差込型の分岐タップや多数の接続が可能な
テーブルタップも販売されています。
・電気用品安全法では製品の容量上限は15Aになっています。
個々に見れば整合性があるように見えますが、同時に多数使用できる構造である以上
15Aを超えて使用する可能性は、充分にあると思われます。
昔の分電盤内のブレーカーは15Aが主流だったと記憶していますが
電気機器の容量の増加にともなって、突入電流や始動電流、一時的な過負荷による
ブレーカーのミストリップの苦情が増え、容量を大きくしたのだと思います。
(盤のブレーカーは屋内配線保護のためでコンセントやコードの保護用ではないのです)
コストや利便性の点からテーブルタップや多口コンセントをなくすわけにもいきませんし
ミストリップをなくして、たこ足配線やコードを敷いたり束ねたりする事例を保護するための
構成も難しいでしょう。
法や規定などは、常に現実の後追いで作られます。
事故例が増えれば重い腰を上げて法制化するかも知れません。
下記に家庭で発生した事故の最新事例があります。
http://www.nite.go.jp/jiko/sokuho/data/jikosokuho.pdf
意外な事故がおおいんですね・・・・
- 回答日時:2007/5/11 09:12:13
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asatom67さん
大きな勘違いをされています。
これは電気設備設計の電気容量の計算に繋がります、一次側は施設、二次側は機器類です。
15Aは定格容量です、コンセントと家電のプラグを見れば分かると思いますが、| | は15Aで二次側です、後は電化製品の電気容量Wが問題です、100Vでは大体1500Wが限界でそれ以上ですと200Vにする事が多いです。
電気設備の設計をする場合は電化製品の15Aの定格容量では計算はしません、20Aは分岐回路なのでコンセント回路の場合は個数で計算します、計算方法としては20Aの80%の16Aの容量まで接続なのでコンセントの場合は180VAなので16Ax100V=1600VAなので180VAで割って8.8なので8個あるいはそれ以下で設計を行います(VA=WでもOK)。
実際市販されているタップの中には2000Wかそれ以上も有りますが、その分の電化製品を同時使用すれば過負荷状態でブレーカーが落ちると言う事です、それは15Aにしても同じ事です。
分岐を15Aにしたいのであれば変更はもちろん可能です、基本的には20Aが基準で設置しているだけの事です。
施設管理電気設備担当
- 回答日時:2007/5/15 10:05:05
もともと、家庭の壁に設置されているコンセント自体が、1ラインあたりで125V15A を想定しています。
つまり、そのコンセントの先に、20A 以上の許容範囲を持つような器具は接続してもらっては困るのです。本当は15Aを超えるだけでも困るのですから。
これは、大電流を使う電気器具にかぎらず、多数の電化製品をタコ足配線できてしまうような延長ケーブルやテーブルタップでも、15Aまでに収めてもらわなければいけないのです。
そして、明らかに過電流である 20Aを超える電流が流れるようなら、配電盤であったり、テーブルタップにおいて遮断する(ブレーカーが落ちる)ような仕掛けにしてあるのです。
- 回答日時:2007/5/10 18:31:29