上り【速度】Vista編
Vista と Windows7 には 「TCP 受信ウィンドウ自動チューニング」 というバカ機能があるせいで
XPよりも格段に回線速度が遅く、かつ、どんなにレジストリいじってもダメ、
EditMTU や NetTune 等の優秀ツール使ってもダメ っつう シロモノだったりするんですが、
よく考えてみれば
TCP 受信 というくらいなので、自動調整してくれちゃうのは 受信だけ デスヨネ~
TCP 送信(上り)はカスタマイズできましたワ!!
┐(´∀`)┌ 今頃 気がついたわ
ウッカリしてた
…というか、あんまりアップロードしないんで、上り速度は 気にしてなかった とも言う
実施前
実施後
これで上り速度が 4.8Mbps → 267Mbps へ(比較的)爆速になりました。
アップロードとか 使わないんだけどね!(´д`;)
ストレージも使ってないし~ ファイル共有もしてないし~ 上り使わないんだよね~
でも まぁ 将来的に?
データをネット上に保管するサービスが拡充するかもしれないから
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↓ 定番の 自己責任で おねがいします ↓
レジストリを扱うので、変更前に Windowsの復元ポイントの作成
&
該当箇所のレジストリを右クリック>エクスポートで 保存しとくのを推奨。
< 方法 >
レジストリの HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥AFD¥Parameters の
「DefaultSendWindow」に、RWIN と同じ値を書き込みます。
< 手順 >
1. EditMTU の「MTU探索」タブ
自PCに合ったRWIN値にしないと かえってブラウザの反応速度が低下するので、計測します。
NetTuneって、計測してくれないの。決まった値を書き込むだけ。なので、EditMTU を使います。
MTUわかってれば28引いてDataSize欄へ(不明なら大きめに入力すれば適切な値まで自動で調整)・ 速度の種別は 契約回線速度~だいたいこんなもん?位の値 ・ チェック3つ入れて[ Ping ]押す。
計測が終わると、こんな画面▼が出ます。
まだレジストリには書き込まないので[ OK ]でも[ キャンセル ]でもおk
[ キャンセル ]すると、こんな画面▼
1.5倍するチェックを付け忘れているので、この図では結果が357700になってます(ノ∀`)
2. 判明したRWIN値を、メモ。
コピーしていいですか?で[ OK ]したときは、
次の小画面も[ OK ]して、
自動で移った Win2k/XPタブで、
図の赤枠の TcpWindowSizeのところが、判明したRWIN値です。← これをメモ
この図のRWIN計測結果は 575,240です。 こっちの図は現況が357700になっている
EditMTU は、計測だけが目的です。
[ Registry 書込み ]は押しません。
EditMTUでレジストリに書き込んでも下り速度には反映されないので、VistaやWin7には無意味です(受信ウィンドウ自動チューニングが働くから)。 また、「AFD¥Parametersキーに値を設定」という項目もあるのですが、チェックを付けても、肝心のAFD¥SendWindowには何も書き込んでくれません(みごとにSendを避け 他の項目だけ書込む模様)ので、これも無意味です。
RWIN値をメモしたら、EditMTUは閉じてしまいます。
3. レジストリ書き込みには NetTune > AFDタブを使います。
必要なのは2番目の DefaultSendWindow だけらしいんだけど、他の欄も必要な気がするので、ついでに書き込み。
上から
判明したRWIN値、次も判明したRWIN値、16384、2048、256、◎32
> 必ず[ 設定 ]押して
>[ × ]で閉じる。
~ 終了 ~
ちなみに、レジストリはこうなります▼
詳しい人なら、NetTune使わないでAFDにDword値を32bitで新規作成するんだろうけど、
デフォルトのAFDは
▲こんなカンジで、真っ白なのヨ。
ここから新規で作っていくのは難しそう&間違いそうなので、初回はNetTune使ったほうが良さげ。
Win7編へつづく
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