2012年 12月 2日
尼崎連続死体遺棄事件 高松での捜索続く
兵庫県尼崎市の連続死体遺棄事件で、88歳の女性の遺体が遺棄されたとみられる高松市内の農機具小屋の捜索が続けられています。遺体が遺棄されたとみられる女性は、3人の遺体が見つかった尼崎市の住宅に住んでいた皆吉ノリさんです。皆吉さんは、角田美代子被告の親族で、2003年ごろから行方不明になっています。捜索は、皆吉さんの長女一家が暮らしていた住宅の近くにある農機具小屋で行われています。1日は地面を1メートル以上の深さまで掘り起こしたものの、遺体の発見には至らず、2日も午前8時から捜索が続けられています。警察の調べに対し、角田被告の親族らが、皆吉さんについて「9年前に尼崎市のマンションで暴行され、衰弱して死亡した。遺体は高松市に遺棄した」と話していることから、捜索が行われています。警察は、遺体が見つかれば身元の確認を行い、その後、暴行された痕跡がないか詳しく調べる方針です。

西川イルミ点灯
クリスマスシーズンを彩るイルミネーションの点灯が、岡山市の西川緑道公園で始まりました。一斉に点灯したのは、去年の1.5倍にあたる3万1280個のLEDライト。「日本の四季」を表現しています。このほか、東日本大震災の復興支援のブースもあり、来場者が復興へのメッセージを書いたキャンドルが温かい光を灯していました。イルミネーションは、クリスマスの今月25日までで、午後5時から11時まで点灯します。

タンチョウの飛行訓練
正月恒例のタンチョウの放鳥を前に、岡山市の後楽園で飛行訓練が一般公開されました。タンチョウの飛行訓練は、正月の本番に向けて、8月末から毎週2、3回のペースで開園前の早朝に行われています。2日は、観光客が見守る中、午前10時から特別に飛行訓練が一般公開されました。後楽園で飼育されているタンチョウのうち、8歳から17歳までのメスの4羽が放鳥され、飼育員の合図で一斉に飛び立ちました。師走の寒空の中、タンチョウが大きな翼を広げて優雅な舞を披露すると、訪れた人たちからは歓声が上がっていました。後楽園のタンチョウの放鳥は、来年の元日と3日に行われます。

来年の干支 ニシキヘビと記念撮影
来年の干支のヘビにちなんで、ニシキヘビと記念撮影できるイベントが、岡山市の池田動物園で行われました。撮影会でモデルを務めるのは、体長約180センチ、体重7キロほどのオスのニシキヘビです。池田動物園では「来年の干支のヘビが前にしか進めないように、訪れた人にも前向きな気持ちで新年を迎えて欲しい」との思いでニシキヘビとの記念撮影会を企画しました。撮影会の会場には、開始30分ほど前から約40人の行列ができ、集まった人たちは恐る恐る、ヘビを首に巻きつけてもらったり、体を触ったりしていました。ニシキヘビとの記念撮影は、入園料以外に1回500円が必要で、今月9日、15日、16日にも開催されます。