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中日本高速 調査委設置し原因調査へ12月3日 6時49分
中日本高速道路の金子剛一社長は、3日未明、事故現場のトンネルを管轄する東京の支社を訪れ、専門家による調査委員会を立ち上げて、事故原因の究明に当たることを明らかにしました。
金子社長は、3日未明、事故現場の笹子トンネルを管轄する東京の八王子支社を訪れ、救出作業の状況などについて担当者から報告を受けました。
このあと、金子社長は集まった記者の取材に応じ、「これほど大規模な崩落事故は日本では起きていない。複数の方がお亡くなりになり、ご遺族の方々に心からおわび申し上げます」と述べて、遺族と直接会い、謝罪する考えを示しました。
そして、事故原因については「断定はできないが、経年劣化が影響した可能性はあろうかと思う」と述べたうえで、専門家による調査委員会を速やかに立ち上げて原因究明に当たることを明らかにしました。
また、同じ構造のトンネルの安全性を迅速に確認するため、ほかの高速道路会社にも協力も要請し、態勢を拡充して緊急に点検を進めていることも明らかにしました。
一方、現場付近の通行止めの解除の見通しについては、「まず、事故原因の究明が先決だが、流通の大動脈なので、できるだけ早く開通させたい」と話しています。
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