ぼちぼち年末ということもあり、2013年の売上計画を作っていました。
売上目標は300万円
新刊にも書きましたが、育休モードとなる2013年は、売上目標を大幅に下げて300万円とする予定です。とりあえず貯金もありますし、300万円稼げばなんとかトントンで行ける算段となっています。
売上目標300万円というのは、ビジネスパーソンとして考えると比較的、というかかなり少ない数字だと思います。
新卒1年目とかならまだしも、年間300万円しか売上が立たない会社員がいるとしたら、けっこうヤバいと思います。正社員だとしたら、雇っているだけで赤字になってしまうでしょう。
しかし、自宅兼事務所のフリーランスライターの僕の場合は、300万円も売上があれば普通に一家は暮らしていけます。頑張れば1,000万円稼げるかもしれませんが、貴重な時間を費やしてまであくせく働きたくありません。肝心のお金の使い道も特にありません。お金は必要になったらまた頑張って稼ぎます。そんな感じです。
で、僕の場合ブログで毎月20万円程度は稼げるので、ブログさえ書いていれば、とりあえず年間240万円の売上が見込めます。残り60万は、書籍を1〜2冊書けばクリアできるでしょう。
労働時間を切り詰めれば、毎日4時間ぐらい働くだけで目標達成できるかもしれません。残りはフリーの時間となります。それらのフリータイムには、NPO支援をはじめとする楽しい仕事に、採算度外視で取り組みたいと思います。
目標が余裕でクリアできることが分かると、心に余裕が出てきます。これは誰でも同じでしょう。会社員だとなかなか難しいのかもしれませんが、状況が許すのなら、あえて目標値を下げてみて、心に余裕をもって働いてみるのも幸せだと思います。僕は少なくとも超幸せになりましたよ。
最後に宣伝。「年収150万円で〜」というタイトルにはそんな想いも込めています。売上目標下げれば、楽しく豊かに、余裕をもって生きていくことも、十分できるはずじゃないですか。「お金は多く稼ぐべきだ」という、資本主義的な無意識のゲームルールに乗っかることはありません。「それじゃ誰が税金払うんだ!」という疑問については、ぜひ本書をお読みくださいませ。