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【芸能・社会】

「ワーハッハ」と年忘れ 山口の奇祭「笑い講」

2012年12月2日 16時07分

 奇祭「笑い講」で大笑いする参加者=2日、山口県防府市

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 山口県防府市台道の小俣地区に伝わる「笑い講」が2日あり、今年の頭屋(当番)の農業和西敏美さん(63)宅で「ワーハッハ」と年忘れの大笑いが響いた。

 鎌倉時代から続く奇祭で、羽織はかま姿の参加者は、サカキの枝を手に太鼓に合わせて3回大笑い。1回目は今年の収穫への感謝、2回目は来年の豊作を願い、3回目は悲しみや苦しみを忘れるためという。

 笑い足りないと判定されると酒がつがれ、笑い直す場面も。

 和西さんは「今年は孫も生まれ、個人的にはいい年だった。笑いを全国に届けて元気を分けたい」と話した。

(共同)
 

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