[※このブロマガおよびプロジェクトはβ版です。正式オープンは、今月末頃を予定しております。]
2011年10月、『自由報道協会が追った3.11』という書籍が発行されました。当時、自由報道協会に所属していたメンバー達が、東日本大震災からの半年間、日本の姿をどう捉えていたか、25人の執筆者のそれぞれの視点をまとめた一冊です。この本こそ、「Fプロジェクト」を実現するために発行されたものでした。以下、この本の書籍の巻末にかかれた言葉の引用です。 (ここから引用) 東日本大震災に対して報道に携わる立場の人間として何ができるのか──。 体力に自信のある者も少なく、重機を操れるなどのスキルもない私たちにとって、被災地で復旧活動をしても足手まといになるだけかもしれない。それよりもこれまで培ったノウハウを利用して、被災地を支援することはできるはず……。 私たちが培ったノウハウとは何でしょうか? それは見て、聞いて、伝え、記録することです。(中略) また、この活動は、あくまでも自由報道協会の諸活動とは切り離し、「有志の会」として独立し、その予算や活動についても、独立したものとして進めて行くことになりました。震災からこの間、ある者は被災地に行って災害の状況をその目で捉え、ある者は被災した方々の話を聞き、ある者は東京電力や政府という権力を監視し、ある者は復旧・復興の希望を伝えてきました。しかし、いまだ震災は現在進行形で続いています。これからも、長い時間をかけて、それぞれの「現場」で見たことや感じたことを報じていくことでしょう。それと同時に、刻一刻と変わる復興・復旧に合わせ、“私たちらしい支援”というものを通じて、別の側面から震災と向き合っていきたいと考えています。 (引用ここまで) 現在も自由報道協会に残っているメンバー、協会から去ったメンバー、それぞれですが、この「Fプロジェクト」の一環として、このブロマガ「東日本大震災 証言アーカイブス」に、我々の記事を提供していきたいと思っています。 |
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渋井哲也(しぶい・てつや)
1969年、栃木県生まれ。長野日報社記者を経てフリーライター。自殺やメンタルヘルスやネット・コミュニケーションなどに関心がある。阪神淡路大震災以来の震災取材。著書に「自殺を防ぐためのいくつかの手がかり」(河出書房新社)など。ビジネスメディア「誠」( http://bizmakoto.jp/ )で、「東日本大震災ルポ・被災地を歩く」を連載。 http://ch.nicovideo.jp/channel/shibui 島田健弘(しまだ・たけひろ) 1975年生まれ。オンラインマガジンのライターを経てフリーライターに。現在は、月刊誌、週刊誌、Web媒体などで、政治、経済、ビジネス、サイエンス、アニメ、漫画、声優などのジャンルで取材、執筆をおこなっている。 渡部真(わたべ・まこと) 1967年、東京都生まれ。広告制作会社を経て、フリーランス編集者・ライターとなる。下町文化、映画、教育問題など、幅広い分野で取材を続け、編集中心に、執筆、撮影、デザインとプリプレス全般で活動。東日本大震災以降、東北各地で取材を続けながら、とくに被災した学校や教育現場の取材を重ねる。 http://ch.nicovideo.jp/channel/sdp 【サイトデザイン/制作協力】 石崎昭彦(いしざき・あきひこ) 愛知県名古屋市「クリエィティブストーン」の制作ディレクター。Web、DTPなど、各種メディアの制作に携わる。 http://www.creativestone.jp/ |
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2012/11/27 07:56 本日の配信はお休みです本日(11月27日)の配信はお休みします。第7話は明日配信予定です。よろしくお願いします。 2012/11/27 06:30 メール配信について第5話と第6話のメール配信について、配信手続き上のミスがあり27日6時30分となってしまいました。大変失礼いたしました。 |
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