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2012年12月2日23時44分

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〈決戦24時〉―12月2日

 8・00 岡田克也副総理がフジテレビの番組で、自民党が公約する国防軍構想について「選挙前でなく、しっかり国会で議論したらいい。連立を組む公明党の賛同も得られず提起したって実現するはずない。まず公明党をしっかり説得されたらどうですか」。

 9・30 民主党の細野豪志政調会長が記者会見。北朝鮮のミサイル発射計画発表をふまえた総選挙遊説での対応について「党を任せられている人間は選挙戦をしっかりと戦い抜く。政府のしかるべき立場の人は、選挙より優先順位の高い安全保障の問題にしっかりと対応できるような体制を作る。しっかり党と政府で話をしたい」。

 10・00 共産党の志位和夫委員長がテレビ朝日の番組で「選挙目当ての離合集散がひどすぎる。政党助成金が原因。選挙で票と議席さえ取れれば国からお金がくるということで政党の乱造現象が起きているのでは。本来なら政党とは党員を増やし、組織を作り、自前のお金をちゃんと確保して、国政にうって出る」。

 11・05 公明党の山口那津男代表が北朝鮮のミサイル発射計画発表で記者団に「国際社会に挑戦的な行動は断固容認できない」。日朝局長級協議の延期について「発射を宣言するなか、実りある協議ができるのか疑問がわく。拉致被害者の方々の思いはしっかり受け止めながら、対話による解決を模索すべきだ」。

 11・19 野田佳彦首相が千葉県で街頭演説。「千葉県生まれで最初の総理大臣。苦しいことばっかりでした。歴代の政権がずーっと先送りしてきた負の遺産が大きすぎた。民主党になって鳩山さん菅さん、3人目の総理ですが、3年間では負の遺産を清算するには時間が足りない」。

 12・02 日本未来の党が総選挙公約を発表。嘉田由紀子代表が「卒原発。脱増税。そして誰もが希望を持てる未来へ。3・11(東日本大震災)は日本の戦後政治の転換点だ。旧態依然たる政治を進める旧勢力に対し、未来への安心を埋め込む政治を作り出したい」。

 14・30 日本維新の会の橋下徹代表代行が福井県で街頭演説。「僕も中学高校大学10年間英語やってきたがグッドモーニングだけ。それから30年全く日本の英語教育は変わってない。普通に会話してたらしゃべれる。外国人の講師を大阪市では大量に雇った」

 15・00 岡田克也副総理が記者団に「次総理になる可能性がある安倍さんと、野田総理と2人で一対一の討論をやるべきだ。求めているんですが、安倍さんは逃げていると思う。しっかり受け止めて2人で議論をしてほしい。確認したいことが、実はあるんです」。

 15・20 日本未来の党の嘉田由紀子代表が埼玉県で街頭演説。「私は戦後のまだ貧しい時、埼玉県本庄市の農家で生まれ育ち、百姓仕事の中から学問への道を目指し、アフリカ、アメリカ、最後は琵琶湖で環境・水問題を研究した。残念ながら環境は壊されるばかり。知事に立候補して、みなさんの思いを受けて政治をやってきた」

 14・50 民主党の安住淳幹事長代行が地元宮城県での集会で「これまでの20年の恩返しのためにも一生懸命やっていく。これから20年、70までではないが、国政の場で地域の利益を代表して発言し、行動し、果実を持ってまいる」。

 16・36 日本維新の会の石原慎太郎代表が秋田県で講演。「小沢なにがしが変な政党(未来)を作った。小沢新党なんて言われるから、嘉田さんっていう昔美人の小さな人(が代表)。この間、(討論会で)隣に座ったから『あんたの後ろにくっついているのはヌエだな』。『そんなことございません』って言うから、『ございませんかどうかこれからだ』って言った」。

 16・47 野田佳彦首相が千葉県で街頭演説。首相の外交姿勢を弱腰と主張する趣旨で、中国、韓国の旗を振る人たちに「あっちの歩道で他国の旗を振る人がいます。人の国の国旗は大事にしなくてはいけない。我が国の国旗が燃やされたり踏まれたりしたら頭に来るでしょう。政治的メッセージを他国の国旗を振ってやるのは排外主義ですよ」。

 18・43 前原誠司国家戦略相が記者団に、自民党の安倍晋三総裁が民主党政権の日朝交渉を批判したことについて「安倍さんは圧力だけの人ですから。対話と圧力、両方ないと拉致問題も北朝鮮のミサイル・核の問題も解決しない。非常にその点は心配している」。

 20・00 民主党本部で首相や輿石東幹事長らが総選挙の4日公示を前に協議。

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