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2012年12月2日0時50分

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「噴火の周期いつ来ても」 活火山の白山 石川

写真:中飯場観測点。観測小屋の横に立つ柱に空振計や衛星携帯電話アンテナが取り付けられている=白山市白峰(気象庁提供)中飯場観測点。観測小屋の横に立つ柱に空振計や衛星携帯電話アンテナが取り付けられている=白山市白峰(気象庁提供)

 【板倉吉延】石川県と岐阜県にまたがる白山(標高2702メートル)は、「活火山」だ。2009年に気象庁が、常時観測すべき全国47の火山の一つに指定した。専門家は「次の噴火の周期がいつ来てもおかしくない」と警鐘を鳴らす。

 今年10月27日午後9時から28日午前3時ごろまでに、白山で117回の群発地震が観測された。気象庁の中飯場観測点(白山市白峰)の地震計が観測した。いずれも震度0の揺れを感じない地震で、マグニチュード(M)は最大で2.5と推定された。

 その後、活動は収まり、火山活動に特徴的な振動「火山性微動」が観測されなかったことから、気象庁は「噴火の兆候は認められない」と結論づけた。

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