トップページ社会ニュース一覧中国監視船が一時接続水域に
ニュース詳細

中国監視船が一時接続水域に
12月2日 21時0分

中国監視船が一時接続水域に
K10039043211_1212022102_1212022121.mp4

沖縄県の尖閣諸島の沖合で、2日午後、日本の領海のすぐ外側にある接続水域に中国の海洋監視船1隻が入り、およそ1時間半後に接続水域を出ました。海上保安本部は、中国当局の船が再び接続水域に入ってくる可能性もあるとして、引き続き警戒に当たっています。

第11管区海上保安本部によりますと、2日午後1時50分ごろ、中国の海洋監視船1隻が尖閣諸島の魚釣島の西およそ44キロメートルの日本の接続水域に入ったのを巡視船が確認しました。
海上保安本部が領海に近づかないよう警告するとともに監視を続けていたところ、監視船は、およそ1時間半後の午後3時20分ごろ、接続水域を出ました。
この監視船は、先月30日、尖閣諸島沖の接続水域に入り、その日のうちに別の3隻の監視船とともに出たばかりで、現在は、いずれの船も尖閣諸島から離れる方向で航行しているということです。
尖閣諸島周辺では、このところ、中国側による船の派遣が常態化していることから、海上保安本部は中国当局の船が再び接続水域に入ってくる可能性もあるとして、引き続き警戒にあたっています。

[関連ニュース]
このページの先頭へ