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沖縄 米軍が基地外での飲酒を全面禁止
12月2日 13時20分

アメリカ軍兵士による事件が相次いでいることを受け、沖縄のアメリカ軍が夜間の外出禁止に加え、すべての兵士に対し基地の外での飲酒を全面的に禁止するなどの新たな措置を取っていることが分かりました。

沖縄県でことし10月、アメリカ海軍の兵士2人が女性に乱暴したなどとして逮捕されたあと、在日アメリカ軍は国内の兵士を対象に午後11時から午前5時までの夜間の外出禁止などの指示を出しましたが、沖縄県内ではその後も兵士による事件が相次いでいます。このため、沖縄のアメリカ軍は1日、フェイスブックなどのインターネットのサイトを通じて新たな指示を出しました。
それによりますと、沖縄に駐留する陸、海、空軍、それに海兵隊の全ての兵士に対し、基地の外の飲食店などでの飲酒を一切禁止し、基地から外に出る場合はアルコール検査を義務づけるとしています。さらに、基地の中でも酒の販売を毎日午後10時までに限るとしています。
今回の指示について、沖縄のアメリカ海兵隊の報道部はNHKの取材に対し「兵士による事件をなくし、沖縄の人々とよい関係を保つための措置の一環であり、今後、追加の措置も検討している」とコメントしています。

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