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崩落事故“天井板 支柱に問題か”12月2日 14時6分
2日、山梨県の中央自動車道のトンネルの中で天井の板が数十メートルにわたって崩れ落ちて複数の車が巻きこまれました。
この事故について、トンネルの構造に詳しい大阪大学名誉教授の谷本親伯さんは、「ニュースで現場の映像を見るかぎり、トンネルの上部に設置された『天井板』が崩落している。天井板は、普通は軽量のコンクリートの板で出来ていて、トンネルの外に空気を出す排気とトンネルの中に空気を入れる通気のために設けられている。天井板は支柱でつり下げられて支えられていて、真ん中から落ちているようなので、この支柱がどうなっているのか調べる必要がある。一般論でしか言えないが、古いトンネルなので天井板と支柱をつなぐ部分や支柱そのものが地震や車の振動に影響を受けて劣化していた可能性などが考えられる」と話しています。
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