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過去のトンネル崩落事故は
12月2日 12時18分

山梨県の中央自動車道の上り線の笹子トンネルの中で、天井が数十メートルにわたって崩れ落ちて複数の車が巻きこまれ、トンネル内で火災が起きました。
これまでに国内のトンネルで起きた岩盤などの崩落事故では、16年前の平成8年2月に北海道南西部の古平町にある国道229号線の「豊浜トンネル」で、巨大な岩盤が崩れ落ち、路線バスと乗用車に乗っていた20人が死亡した事故があります。
この事故では、崩落した岩盤の背後にあった亀裂が、長期間、地下水の影響などで広がったことが崩落の原因とみられています。
また、この翌年の平成9年8月には、北海道南部の島牧村で、同じ国道229号線の「第2白糸トンネル」の入り口付近の斜面から巨大な岩盤が崩れ落ちる事故が起きています。
この事故では、人や車の被害はありませんでしたが、山側にう回させる新しいトンネルが完成するまでおよそ1年8か月にわたり通行できなくなりました。

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