ルネサス再建:日立、NEC資金負担 三菱は社員引き受け
毎日新聞 2012年12月01日 02時30分(最終更新 12月01日 02時32分)
日立製作所、三菱電機の半導体部門を統合した「ルネサステクノロジ」と、NECの半導体子会社「NECエレクトロニクス」が合併し10年4月に発足。日立、三菱、NECの母体3社が株式の9割を握る。自動車用マイコンで世界トップシェアを誇るなど技術面の評価は高いが、円高などによる競争環境の悪化に加え、過剰設備や、機能が重複する製品の整理なども遅れ経営が悪化。7月に国内工場の半減を柱としたリストラ策をまとめ、10月末には7000人超が希望退職に応じたが、13年3月期も1500億円の最終赤字の見通し。自主再建が困難な状況に陥っており、政府系の産業革新機構と米投資ファンド「KKR」からそれぞれ買収提案を受けている。