山梨県にある中央道・笹子トンネルの崩落事故で、消防は消火活動を開始しました。
2日午前8時すぎ、山梨県にある中央道勝沼インターチェンジと大月ジャンクションの間にある笹子トンネルの上りで、「トンネルが崩落した」とネクスコ中日本から消防に通報がありました。消防によりますと、トンネルの崩落に複数の車が巻き込まれ火災が発生しました。消防によりますと、トンネル内には少なくとも3台の車が取り残されています。このうち1台には6人が乗っていましたが、1人は自力で脱出したものの、残り5人の行方が分かっておらず、現在もトンネル内に取り残されている可能性があります。消防はいったん上り線からトンネル内部に入ったものの、中は煙が充満していて視界が悪く、再度、下り線の避難口から現場に近づき、午前10時50分から消火活動開始しました。また、複数のけが人が出ていてこれまでに28歳の女性ら2人が顔と頭を打つなどして病院に運ばれました。中央道は勝沼インターチェンジと大月ジャンクションの間で上下とも通行止めになっています。