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山梨 中央道トンネルで崩落 火災も発生
12月2日 8時33分

山梨 中央道トンネルで崩落 火災も発生
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2日午前8時ごろ、中央自動車道の上り線の笹子トンネルの中で崩落が起き、複数の車が巻きこまれたほか、トンネル内で火災が起きて黒い煙が上がり、消防のレスキュー隊が現場に向かっているということです。
中央自動車道は大月ジャンクションと勝沼インターチェンジの間で上り下りとも通行止めになっています。

山梨県警察本部や消防によりますと、2日午前8時ごろ、中央自動車道の上り線の笹子トンネルの中で崩落が起き、複数の車が巻きこまれたようだという情報がありました。
崩落が起きた現場は、長さ4.3キロの笹子トンネルの上り線の中央より大月市寄りの場所で、トンネルの中からは黒い煙が上がり消防のレスキュー隊が現場に向かっているということです。
消防のレスキュー隊などが現場の300メートルから400メートルほど手前まで到着しましたが、そこから先は煙で視界がさえぎられて前に進めないということで、救助や火災の消火活動は難航しているということです。
警察によりますと、午前9時ごろ、トンネルの甲州市側の出口から歩いて出てきた女性1人が病院に搬送され、けがの程度はわからないものの意識ははっきりしているということです。
現場付近を車で通行していた記者によりますと「山梨から東京方面に車で向かう途中にトンネルの内壁が崩れ落ちてきた。自分は通過できたが付近にいた車が巻き込まれたようだ。トンネル内では黒煙があがり火災も起きているようだ」と話しています。
記者によりますと、笹子トンネルの上り線は大月側の出口から白い煙が出ていて、中央自動車道は上下線とも車がとまっています。
トンネルの中の様子は見えませんが、事故が起きたトンネルからは人が次々と歩いて外へ出てきているということです。
この影響で中央自動車道は、午前8時すぎから、大月ジャンクションと勝沼インターチェンジの間で上り下りとも通行止めになっています。
事故があった中央自動車道の笹子トンネルは、山梨県の甲州市と大月市にまたがり、長さはおよそ4.3キロ。
トンネル内はほぼ直線で上下線とも2車線となっています。

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