蹴球探訪
J2上位を快走!湘南・チョウ監督(5月9日)
トップ > 中日スポーツ > サッカー > 紙面から一覧 > 記事
【サッカー】G大阪 ついにJ2初降格2012年12月2日 紙面から
◇J1最終節 磐田2−1ガンバ大阪関西勢2クラブが陥落−。Jリーグは1日、今季J1最終節の9試合を行い、G大阪が1−2で磐田に競り負けて17位が確定し、1993年のJリーグ発足から20年目で初のJ2降格が決まった。日本代表でも主力のMF遠藤保仁(32)、DF今野泰幸(29)を擁するG大阪だが、今季序盤につまずき、シーズン途中の監督交代も経験したがチームを立て直せなかった。神戸は、前節にJ1初優勝を決めた広島に0−1で敗れ、7年ぶりのJ2落ちとなった。 栄華を誇った青と黒の軍団がひざまずく。よもやの終戦、まさかのJ2初降格。「最後までガンバらしくやれた」。DF加地は潔くそう言ったが、突き付けられた現実はあまりにも残酷だった。 「悪癖」は最後まで治癒しなかった。開始5分、左サイドをあっけなく崩され、相手FW前田に先制を許した。ビルドアップもままならず、大一番で自慢の攻撃はノッキング。力任せにバランスを崩した先にお決まりの失点劇が待っていた。札幌、FC東京に続き、3度目の降格に立ち会ってしまったDF今野は「(失点の多さを)克服、カバーできる力が自分にはなかった」と顔を引きつらせた。 リーグ1位の67得点。攻撃スタイルの貫徹こそ、ガンバの真骨頂だ。ただ、内実は違う。10年間の西野体制で築き上げた華麗なパスワークは消えうせ、攻守の舵(かじ)を握るはずの遠藤までも時に埋没した。強引な攻撃が増えると同時に失点も膨れ上がって、リーグワースト2位の65失点。「失点が多かったのが一番(の原因)」。遠藤は苦々しくそう振り返った。 体制刷新の失敗のツケはあまりにも大きかった。新たに招いたブラジル人のセホーン監督に戦略はなく、開幕からわずか1カ月でクビ。クラブ最年少で就任した生え抜きの松波監督に再建を託したが、「時間は十分にあったのに修正しきれなかった」(同監督)。修羅場を知らぬ若き指揮官にはやはり荷が重かった。狂った歯車はついに戻らぬまま、悲劇の終幕を迎えてしまった。 来季の切り札として京都FW中村充孝(22)の獲得に動いていたが、補強計画は白紙撤回が確実な情勢だ。金森社長は自身の去就を明言せず、来季の体制は不透明のまま。混沌(こんとん)とする中、頼みの遠藤だけはどこか達観していた。 「見つめ直すいい機会。2014年まで契約があるので、(来季も)基本的には残ります。強いガンバを取り戻すために自分が中心となってやらないといけない」 08年のアジア王者、大阪の名門クラブが一度も浮上できぬまま、奈落の底へと沈んだ。 (松岡祐司) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|
|