蹴球探訪
J2上位を快走!湘南・チョウ監督(5月9日)
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】内海が“侍調整”でエースになる 山本監督から直電で代表決定2012年12月2日 紙面から
2年連続最多勝の巨人・内海哲也投手(30)が1日、オフ返上の超ハイペース調整でワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に照準を合わせる決意を口にした。 吐く息が白い。ジャイアンツ球場の室内練習場で苦悶(くもん)の表情を浮かべ、短距離走を繰り返した。「お酒を抜いただけですよ」。そんな冗談とは裏腹に、頭の中には、WBC開幕までのプランが明快に描かれていた。 「次の練習から遠投を入れます。(年明けの)グアムでは相手を立たせた状態で強めのキャッチボール。(合同自主トレの)宮崎が始まったら、捕手を座らせて投げられる状態にしたい」 例年通りなら1月下旬の合同自主トレは立ち投げスタート。「3月はオープン戦ではなく、真剣勝負。それぐらいの調整じゃないと出遅れる」。通常のシーズン開幕より1カ月早い「もう一つの開幕」に照準を合わせたスケジュールだ。 準備も着々と進めている。原沢球団代表にはWBCで使用するメジャー球の調達を直訴。前回大会の経験を踏まえ、「ボールに対応できるかどうかで9割5分は決まる。数多く投げた方が慣れる」。自主トレ、キャンプでは指先になじませることに主眼を置く。 前日には、侍ジャパンの山本監督から代表入りの電話が入り感激。「頑張ってくれ。一緒に頑張ろう」という趣旨の激励を受け、「こんなに光栄なことはない。僕らは駒なのに、気を使っていただいた」と声を弾ませた。1試合の登板に終わった前回大会とは立場が違う。チャンピオンチームのエースとしての責任を背負い、世界と戦う。 (井上学) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|