(C)テレビ東京・ORICON DD inc.
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――――アナウンサーになろうと思ったきっかけは?
【繁田美貴】 学生時代は、事務所に入りながらモデルや女優業をやっていました。グルメリポートの仕事で、「おいしさを伝えるのは、なんて難しいんだろう」と痛感したことがあって。どう表現したらいいのか考えたり、言葉を見つけたりする作業が楽しくて。リポーターの仕事にも役立つだろうとアナウンサースクールに入ったのがきっかけでした。基礎の発声から応用から、何から何まで楽しくて、アナウンサーになりたいって思うようになりました。
――実際にアナウンサーになって、6年目ですが。
【繁田】 はい! 毎日、仕事が楽しいです。6年目ですが、仕事が嫌だと思ったことは一度もありません。アナウンサーになれて本当によかったと思っています。そんなにお休みを取らなくても大丈夫だから、もっと仕事したいと思うくらい、好き。そんなことを言うとワーカホリックみたいですけど。
――体調は大丈夫ですか?
【繁田】 確かに、アナウンサーという仕事は体力勝負。アナウンサー試験の時に「体力には自信があります」とアピールしている人は多かったんですが、私はそれほど自信がなかった(笑)。いざアナウンサーになってみて、意外と私、体力あるぞ!って。好きで楽しんで仕事しているから、健康でいられるのかもしれません。仕事が忙しいほどテンションが上がる(笑)。最近、アナウンス部では「鉄人」と言われることもあります。
――今、28歳。結婚しても仕事は続けたい?
【繁田】 仕事は続けたいですね。10年前の高校生の頃までは、本気で将来の夢は「お嫁さん」でした。専業主婦だった母のように、早く結婚して、お母さんになって…と。現実は真逆を行っていますが(笑)。仕事が好きになりすぎて、専業主婦はもはや無理だなと、今はそう思いますね。10年前の私が、今の私を想像できなかったように、10年後、どうなっているかわかりませんが、それもまた楽しみです。
次のページへ 【理想の男性像は…】
【STORY】
独立国家パネム。この国の権力者は、支配する12の地区から若い男女ひとりずつを選出し、“ハンガー・ゲーム”というイベントを毎年実施していた。全国にテレビ中継されるその競技は、24人のプレーヤーが格闘場に投げ出され、最後のひとりになるまで戦う究極のサバイバルゲーム。幼い妹の身代わりとして第12地区の代表に自ら志願したカットニスは、同郷のピーターとともに人生のすべてをかけた闘いに身を投じていく…。
【繁田アナのおすすめポイント】
もし生存確率1/24なんてゲームに巻き込まれたら…。争いごとは得意ではないので、格闘場に入る前に、みんなで生き残れる方法はないかと、提案したいですね。もしそれがダメだったら…、逃げる! 闘わない(笑)。子供の頃からドッチボールが苦手でした。ボールをぶつけられるのも嫌だし、人にぶつけるのも嫌で。だから、ひたすら逃げまくって、かなりの確率で最後まで残っていたような気がします。逃げることで、結果的に生き残ったとしたら? 今度は、ゲームを主催する権力者たちと闘うことになるんでしょうか…。
【作品情報】
今年3月に全米公開され、『アバター』(2009年、ジェームズ・キャメロン監督)以来となる4週連続全米1位を獲得。社会現象ともいえる人気ぶりは、2012年上半期のハリウッドの最大の“サプライズ”となった。スティーブン・キングも絶賛するスーザン・コリンズの原作シリーズ3部作を映画化。支配された世界で、愛する家族のために命がけの“ゲーム”に身を投じたヒロインの勇気と成長を描くサバイバルアクション。
監督:ゲイリー・ロス
出演:ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワース、ウディ・ハレルソン、エリザベス・バングス、レニー・クラビッツ、スタンリー・トゥッチ、ドナルド・サザーランド
原作:スーザン・コリンズ『ハンガー・ゲーム』(メディアファクトリー刊)
配給:角川映画
9月28日(金)全国拡大ロードショー
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繁田美貴(はんだ・みき)
1984年1月15日、東京生まれ。
2007年テレビ東京入社。担当番組は『Hello!毎日かあさん』、『ワールドビジネスサテライト』の「トレンドたまご」コーナーほか。
