Calendar

2009年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

Recent Entries

« 鈴木宗男氏がさっそく「常識」を打ち破った
メイン
加藤登紀子:「68年」ていったいなんだったのか? »

藤原和博:神戸市長選で「官僚支配の権化」を推薦した民主党の不可思議!

kobe091006.gif

 今週末、いよいよ神戸市長選が始まり、25日(日)投票です。

 私は、現職市長と対抗する元リクルートの起業家・かしのたかひと君(46歳、しがらみナシ)を全面的に支援するため11日から連日、神戸に乗り込みます。政治家にしたら伸びる人材だからです。

 神戸を60年間の官僚支配から救い、鎖国した学校教育を開く象徴とするためです。

 ところが最近、メッチャ面白いことが起こりました。

 ご存知の通り、ギリギリになって民主党本部が、こともあろうに自民、公明と何十年もベタベタだった現職の矢田立郎(やだ・たつお)氏(69歳)を単独推薦することを決定。小沢一郎氏が党を挙げての応援を約束したのです。

 「官僚支配を崩す」と宣言している政党が、その官僚支配の権化である「現職の市長(副市長から2期8年)」を推薦する暴挙に出た。

 こんなことが許されたら、神戸に「正義」は通りませんがな(爆笑)。

 いっぽうで、神戸市民は明らかに「変化」を望んでいるのです。

 どう闘うか・・・ご期待ならびにご支援下さい!

----------------------------------------------

藤原和博(ふじはら・かずひろ)
1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任後、1993年よりヨーロッパ駐在、1996年同社フェローとなる。2003年より5年間、都内では義務教育初の民間校長として杉並区立和田中学校校長を務める。08年、橋下大阪府知事ならびに府教委の教育政策特別顧問に。著書は『人生の教科書[よのなかのルール]』『人生の教科書[人間関係]』(ちくま文庫)など人生の教科書シリーズ、『リクルートという奇跡』(文春文庫)、『校長先生になろう!』(日経BP)、ビジネスマンの問題解決に必須の情報編集力を解説した『つなげる力』(文芸春秋社)等。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.the-journal.jp/mt/mt-tb.cgi/6036

この一覧は、次のエントリーを参照しています: 藤原和博:神戸市長選で「官僚支配の権化」を推薦した民主党の不可思議!:

» 「著名な大学教」や「産経新聞の記名記者」の正体は、情報を劣化させる媒体だ! 送信元 mochizuki(望月孝夫)の Many Monkus!
 小沢一郎著『日本列島改造計画』( 1993 年 12 月 25 日第 2 刷発行 ) の中に「官僚の中には、省庁に入ってきた政治家と自分の職分との関係に... [詳しくはこちら]

コメント (28)

■コメント投稿について編集部からのお願い

《THE JOURNAL》では、今後もこのコミュニティーを維持・発展させていくため、コメント投稿にルールを設けています。はじめて投稿される方は、投稿の前に下記のリンクの内容を必ずご確認ください。

http://www.the-journal.jp/contents/info/2009/07/post_31.html

ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 詳細はプロフィールを見ていただくとして、もとリクルートでIMJというWEB制作では日本一の会社を上場させた起業家です。
 神戸生まれ、長田高校出身、神戸大学で、リクルート神戸支社で採用の仕事をやっていました。
 私の知る限り、政策的には民主党の打ち出しているメッセージ(コンクリートへの投資から人への投資へ、役人天国、天下りのような無駄の撲滅など)に近いと思いますが、政治的、宗教的、あるいは、いかなる強大な団体のバックもありません。

事実関係の整理をお願いします。

この記事はジャーナルの事務局が書いているのか、自称教育者の藤原和博さんが書いているのかがわからない。元リクルートのひらがな名の人物46歳が何者かもわからない。そして小沢一郎はとんでもないことをやった、というわけだ。だいたいが、私はリクルートと聞いただけで元文部次官高石邦夫が失脚したリクルート事件を思い出すので、気分が悪くなるのです。教育理念を持った希なる文部官僚を汚職で葬り去ったのがリクルート社と社長の江副だと、当時私は心底恨んだものです。

藤原和博さんは杉並区の公立中学校で有料の学習塾「土曜スペシャル」を開いて突然全国に名前を売った民間出身の校長だった人物です。ご本人の説では義務教育界で全国初の民間出身の校長らしいです(マル激トーク・オン・デマンドⅣ5頁)が、藤原氏が和田中の校長に就任した2003年の前年に広島県尾道市の小学校に民間人校長が起用され、翌年心労のため自殺したという有名な事件があったことをご存知ないらしい。それでいて「教育理念を持った希なる教育者」と自負しているようだ。

大阪ではヤクザ弁護士兼テレビ芸者出身の橋下知事がテレビで有名になった教師たちを集めて教育委員やら顧問にしているようで、不愉快この上ない。教育の本質は子供の社会化であって、社会化の基本は「普通のことを普通に子供に教えること」であり、「社会の主人公として自立し、自分の頭で考える人間を育てること」だと私は考えているので、有償の学習塾を学校に持ち込むようなことは断じて許せません。私は学習塾経営者ですが、私が校長なら自分と教員有志とで無料の校内塾を楽々運営して見せます。

自称教育者と神戸市長選挙には何の関係があるのですか。またもや橋下が勢力を広げるつもりなのですか。橋下は知事選公約に中学校給食の実施を唱えましたが、大阪府内の実施率はその後いくら上がったのですか。それ以前に府立の中学校は1校でもあったのですか。中間自治体である都道府県はそもそも基礎自治体を助けることが本務であって、地方自治の中では補助的な存在です。橋下が地方の代表のような顔をして、国に、権限をよこせだの、金をよこせ、国の奴隷じゃない、国・地方の協議機関の設置がマニフェストに書いてない、とののしる姿は滑稽の極みです。

その有名知事と仲良しの自称教育者がどういう立場で神戸市長選挙に関わっているのか説明してください。小沢一郎が悪巧みをしているのか、それともほかの者が悪巧みをしているのか、全くわかりません。現職市長のことも地元住民でないのでわかりません。みなさんはどう思われるでしょうか。

藤原様


ご苦労様です。
おっしゃる通りです。
神戸市は官僚株式会社です。
開発主義で多くの天下り先を抱えています。
官僚=連合、連合=民主党
小沢は原則論だけでなく、政治は数論者です。
小沢の限界が出たと失望しました。
私は神戸市民です。
小沢は連合や橋下の首長連合との戦いを回避したのです。
橋下も現実論者で目先がきくので小沢ににらまれることを避けました。
市民としてはもう選挙戦は残念ながら終わったと見ています。
候補者は政策が良くても知名度が低すぎます。
せめて民主党か橋下が応援すればと思いましたが。

藤原様、東京のマスコミが勝手に考えた神戸はファッション都市とか明るい自然に囲まれた進歩的な街というイメージですが、現実は重厚長大企業城下町と地場産業の町、いわば物づくり、工業都市兼大阪の住宅都市で、第三次産業それも知的産業の少ない都市です。
意欲のある若者は東京へ行きます。
縦の結びつきが強い街です。
そして権威に弱い保守的な街です。
各種会合でも議論の一番少ない街です。東京とは全く違います。
東京は第三次産業の街です。
神戸大学や財界、下請け企業などは水面下で現市長を応援するでしょう。
大阪とも違います。
大阪は地域中核都市です。マスコミもあります。知的産業も多いです。関西のファッションは消費者では大阪がリードしています。
そして大阪は企業や個人の民間活力があります。
神戸は行政頼みの街です。
ダイエーが行き詰った後、民間活力がありません。中心部も衰退に入っています。


活躍には期待しますが。


 この人は「納得解」「新しい道徳」の方ですね。

 納得解よりも大事なのは「地域本部」の会計をきちんと公開することです。
黒塗りの報告書などもってのほかでは?目的のためには手段を選ばないのはリ社の社風とは思いたくありませんが、江副さんの事もついつい連想してしまいます。とにかく、「新しい道徳」には会計の非公開も含まれているという事です。

 自分の学校さえよければ、あとの同じ学区の学校がどうなってもよいみたいにもみえます。行きすぎた自由主義が経済を大きくむしばんだ事が発覚したのが08年後半でしたが、藤原さんがやった事が適正に評価されるべき日が来る事を望みます。

下記サイトの記事を読まれた上で、判断されるのがよいのではないでしょうか。

http://www.news.janjan.jp/culture/0810/0810089013/1.php

 様々なご指摘、ありがとうございます。

 この文章は、旧知の高野孟さんにすすめられて、経過報告の形の私信をほぼそのまま投稿したものです。ジャーナリストの記事ではありません。

 私の表現に稚拙なところがあり、失礼しました。
 ご批判も、きっちり受け止めました。

 事実関係について、若干コメントを付します。

(1)「全国初の民間校長」ではなく、私は「東京都では義務教育初の民間校長」です。そのように肩書きにも付しています。
 同時に、私は自分自身のことを「教育者」と語ったことはありません。

(2)「60年の官僚支配」とは、神戸市が60年間、助役、副市長から市長を輩出し続けているという事実を指したものです。ちなみに、投票率は前回30・8%と低調でした。

(3)和田中の「学校支援地域本部」については杉並区教委の所管で会計はクリアになっております。法的には学校運営協議会方式で運営するコミュニティスクールにもなっているので、ダブルチェックもかかります。

 神戸市民の奥野さんのコメントには、私の知らなかった神戸の素顔の一面が感じられ、その重さを真摯に受け止めております。

 まあ、やってみます!
 かさねがさね、ありがとうございました。
 

どうも神戸の方が、私どもの長野市より民主党の罪の重さは軽いようですね。

長野市の場合は、結局民主党は『独自候補』を擁立しました。
またまた、地元ローカル氏の記事をまずは紹介いたします。

http://www.shinmai.co.jp/news/20091005/KT091005ATI090004000022.htm
この記事を見ればお分かりのように、市議補選に出る予定者が市長選挙候補です!
開いた口がふさがりません。

それに対する評価は、
例えば、

http://d.hatena.ne.jp/komachan/

の10月5日の記事をご覧ください。
また当事者に近い人の記事としては、

http://www.voicejapan.org/blog/

に書かれていることを紹介します。


さて、結局長野県民主党は浅川ダムの利権擁護のために、市民グループの擁立した高野登氏に、訳の分からない人物を対立候補としてぶつけてきました。
いちおう、この間こちらで政治資金問題に対する取材を受けた篠原議員の友人、とのことが擁立理由のようです。

これはどういう結果を及ぼすか、賢明な皆様ならお分かりと思いますが、浅川ダムを推進する現市長を直接支持出来ないので、側面援助をしようとするゲスの計画です。

しかも、民主党が擁立した候補は、「小林氏って、どうも2000年の知事選のときに、率先して池田氏の選挙を手伝っていたみたい(公務員なのに)。」、という噂もある人物です。

つまりこの噂が本当なら、長野県を長年利権支配してきた体制を田中康夫氏が打ち砕いたとき、その対立候補側にいた人物を擁立することで、現在田中康夫氏が国会で民主党と連携を取っているという事実も否定する『暴挙』です。

私もまだ鳩山&小沢民主党には望みを捨て切れていませんが、あまりにもひどすぎる長野県民主党に対してはすっかり支持する気も失せました。

それに比べればと、比較は出来ませんが、『神戸市長選』はまだ良い方ではと思います。

庇を借りて投稿させていただきました。

藤原様

 私は変革を支持します。
 神戸の歴史はまさに行政の歴史です。
 高度成長時代は山を削って海へ
鉄鋼、造船の全盛期です。
川重、神鋼です。
今も神戸財界の主役で、商工会議所の会頭会社です。
 下請けを含めると神戸では巨大会社です。
 神戸市のよき時代です。
 宅地開発と人口島造成を同時に行い、神戸市株式会社が絶賛された時代です。
 しかし、神戸沖への国際空港の決定を拒否したことからつまずきだしました。
 鉄鋼、造船も敷地の関係で主力工場を瀬戸内や千葉に新設したことから、新たな産業が必要になりました。それがファッション産業です。

 そこで人口島にファッション都市をつくり、ファッション産業を中心部から移しましたが、おしゃれなファッション関係者が隔離される結果となり、中心部は魅力をなくしていきます。
 北野に集めていれば、南青山を超えるファッション集積地として日本の一大中心地となっていました。
 今は神戸一の企業ワールドは南青山に本社機能を移しています。
神戸コレクションというファッションショーを年二回やっていますが、場所貸しみたいなもんで、ファッションのナショナルセンターには程遠い状況です。
 
 川上発想で、消費者とともにファッションがあるということを無視したツケです。
 

 さて中心部の三宮、中央区ですが、昭和60年ごろは大阪北区と並ぶ小売売上でしたが、北区は大幅に伸び、中央区はかなり減ったため今や売上は半分ちょっとです。
梅田再開発が完成すれば半分となるでしょう。更に衰退します。
昭和50年初め三宮センター街という商店街を神戸市主導の再開発ビルでつくったため、区画が小さく変更もできないため、専門店の魅力がなくなってしまいました。
新たな商業集積として海外ブランドショップの旧居留地がありますが、ビジネス街との混在でまだまだ集積度は低く、沈下を食い止める効果はありません。

その点大阪では民間が大阪一の老舗商店街心斎橋筋をアメリカ村への通り道になったといわせた一大商業集積のアメリカ村を作ったのと全くパワーが違います。

鉄人28号の新長田地区は再開発は大失敗ですし、他の商店街もスーパーの出店で厳しい状況です。
しかも行政が主導した再開発はことごとく失敗しています。

今人工島では、再生医療都市を推進しています。しかし、地味です。

かつて国際空港を拒否したのに何で国内の三流空港を作ったのか
意味不明です。

今は100m超の高層ビルが都市の活力の象徴ですが、神戸では計画、建設中の事務所ビルは一棟もありません。
東京は毎年40棟位新築ビルがあり、半分は事務所ビルです。
大阪で15棟程度で2割は事務所ビルです。

神戸市株式会社は完全に壁に突き当たっています。

イメージに内容が伴う新たな産業が根付き活気ある街になればと思います。
ヨーロッパの都市のように。
いわば世界都市ではなく、創造都市です。

樫野様には期待しております。

 

元神戸市民です。
神戸を離れて10年以上がたちますが、株式会社神戸とかつては言われた神戸の経済ががたがたしてきたのは、やはり阪神淡路大震災が大きな原因と感じています。
故郷の長田区も、すっかり様変わりしてしまいました。私が住んでいたころにはすでに市内で最も高齢化が進んだ町と言われていましたが、たまに帰郷すると、ほとんど子供の姿を見ません。でも高齢者を支える地域コミュニティーは、震災で市場が消え、商店街はシャッターが下り、すっかり寂れてしまいました。

かしの氏のホームページを拝見したところでは、高校と大学(学部は異なりますが)の先輩とわかりました。

リクルート社がいかような会社であったかは私にはわかりませんが、その会社がかしの氏の全人格と同等とは思えず、若さと企業経営の経験は、ひょっとしたら市政に新しい活力を生み出すかもしれないという思いもいたしました。

これから地方分権が進めば、誰を首長にいただくかにより地域差はますます広がるかもしれません。
今回の市長選は、神戸市民が選択すべき問題でもあり、すでに神戸市民ではない私は、神戸市民がどのような選択をするのかを注視したいと思います。

私は今回選挙では変革を望む一人ではありますが、かしの氏についてはさっぱりわかりません?

藤原さんは橋下徹大阪府知事特別顧問という肩書で文章を投稿されて、かしの氏を全面的に支援すると公言されていますが、かしの氏支援は橋下知事の肝煎りってことで良いのですね?と云う事は、
①橋下知事は首長連合を提唱していますし、しがらみなしとは言えない。
②堺市長選の後、橋下氏は神戸市長選には一切かかわらないような発言をされていたと思いますがあれはウソ?
と云う素朴な疑問がわきました。
さらに、
③冒頭で神戸市に正義が通らない=矢田氏=悪と云うレッテルを言外に貼るようなやり方も小泉氏的な議論を飛び越えた乱暴さが見えて頂けません。

かしの氏については、もうしばらく自分なりに見てみようと思います。
ただ、マニフェストを斜め読みした限りでは神戸市の根本的な問題はなかなか解決できそうにないと思いました。
神戸市民として私は、神戸復興のヒントは、その凋落の原因にあると考えます。産業という芯棒を失くした事となぜ神戸がゲートウェイの都市に成り得たかを考えないと駄目だと思います。

残念ながら、日本のスイーツの総本山にする、映画祭を主催するまた、地元農業生産者と市内のカフェ・レストランを直接結び、マーケティングやブランド化することで生産者の収入を高め、「地元の安心な食べ物にこだわる街」を実現と言うようなイベント的なものが目立ちますが風頼みの政策に思えます。国際観光都市を目指すのであれば新味はありませんし、効果が上がらなかったことは歴史が物語っています。これらはマニフェストの掲げるような政策ではないんじゃないでしょうか?
神戸市民はもっと地に足のついた政策を求めているのだと思います。
残念ながら現在の内容では、浮動票目当ての政策=誤解を恐れずに言えば、市長になりさえすれば勝ち!と云うような風任せの危うさを感じてしまいます。
とは言うものの市民の選択は限られています。これから投票日までの間、堂々とした政策論争を展開して欲しいと思います。頑張ってください。

sirokuma様

イベント的なものの危険性は、東京五輪招致に当初予算が5億円が150億円に膨らんだり、横浜のY150が総括前に、市長、副市長が逃亡したりと、新たなバックマージンの温床になっている気がします。もともと販促費は、50%程度以上のマージンを上乗せてますから、そのどこかの会社が業務委託費として、個人を応援してくれている会社のダミー会社を通せばわかりませんからね。

検察が追求できない権力の近くにいる人は捜査されないようなので。

http://8005.teacup.com/ota/bbs?&OF=0

藤原和弘様

 矢田立郎さん(1940年2月7日 - )は兵庫県神戸市出身の政治家で、神戸市職員となり、空港室長、助役などを経て第15代神戸市長となった人ですよね。

 神戸市の政治体制のことはよく分かりませんが、市長の下にいる官僚には、政務官と行政官に相当する職制があり、神戸市長の矢田達郎さんは行政官(市職員)から政務官(助役)になり市長に就任したが、その間に亘って神戸市政が行政官に支配されているというのが実体があり、それを主導したのが矢田達郎さんだという事実を、藤原和弘様は公然と開示したと思われますが、それは真実なのでしょうか?

 因みに、「官僚」とは、役人・官吏を指すが、特に、政策決定に影響力をもつ中・上級の公務員を“官僚”と呼ぶようですね。

 従って、政策の企画・立案などを職務として責任と権限を保有するする官僚(国政においては政務官)が、政策決定に影響力をもつのは当たり前の当然のことだと、私は思量します。

 尚、民主党が唱える「脱官僚異存」という趣旨は、政策の企画・立案を担当するのはその職務に対する責任と権限を有する政務官(広義の官僚の範疇に属す)が担当し、行政事務に従事して政策の企画・立案などの職務には責任と権限がない行政官(狭義の“官僚”)に政策決定が依存していた自民党型の政治体制から脱却するということであり、政策決定に対して行政官(狭義の“官僚”)の影響力を排斥するということではないと、私は確信しております。

 また、民主党に行政官(狭義の“官僚”)から転職した「脱官僚」の国会議員が多数存在して政策決定に強い影響力を発揮することもあるでしょうが、その現象は「官僚依存」・「官僚支配」には相当しないと、私は思量します。

 藤原和弘様に於かれましては、もし、私の説明に対して疑問がおありでしたら、民主党幹事長の小沢一郎さんに直接的に質問すれば、小沢一郎さんは明確に回答してくれると、私は思量します。

 因みに、情報は、そこに使われている信号の国語的・文法的に明らかにするだけの概念的な解釈だけでは誤解・曲解をする可能性がありますので、そこに止まらずに、信号と雑音(冗長的な成分)の論理的な配列を考慮して、情報活動の目的に従って、拡張解釈・類推解釈・反対解釈・縮小解釈などの技法を駆使して合理的な解釈をして、その信頼性・正確度などを評価する必要があると、私は思量します。

 藤原和弘様に於かれましては、前記の事柄を踏まえた上で、矢田立郎さんが「狭義の官僚(行政官)支配の権化」であると公然と開示された事実が真実であることを証明し、かつ、民主党および幹事長の小沢一郎さんが、神戸市長選で「狭義の官僚(行政官)支配の権化」を推薦していると、貴方様ご自身が公然と開示した事実が真実であると証明できるように、情報変化容量を極小化して情報量を増加させて、信頼度・正確度を向上させた情報の再発信をお願いします。

 然もなくば、藤原和弘様が、此処で公然と開示した事実は虚偽の風説であり、その主効果ならびに交互作用を以て矢田立郎さんおよび民主党と小沢一郎さんの信用を毀損することを目的とする情報活動を展開していると見做され、延いては、藤原和弘様が、特別顧問を努める大阪府知事の橋下徹さんや、全面的に支援すると公言した「かしのたかひと」さんの信用も失墜するという果報をもたらすと、私は予想します。 

奥野さん、どこかでお会いできませんか?
神戸のことを、もっと教えて欲しいのですが。

神戸を変えてください。
市役所の職員が連続で市長になっている政令都市はほかにありますか?

震災前から神戸市を取材してきたよそ者ですが、ちょいといわせて下さい。

かつて「株式会社神戸市」と絶賛された神戸市の都市経営ですが、ある時期からその中身が大きく変質してしまったと思わざるを得ません。本来、いわゆる「株式会社神戸市」の株主は神戸で暮らす一人ひとりの住民であったはずなのに、いつの間にか特定の人たちに株主が限定されてしまったのではないでしょうか。どういう人たちに「株主」が限定されたかはここではあえて指摘しませんが、市長ポストを助役が継承し続けてきたことと決して無関係ではないと思います。

実際、「特定株主」間での後継者選びをめぐるこれまでのご苦労ぶり(?)も直接、耳にしたことがあります。それだけに「特定株主」に楯つくような出馬への反発がコメントに増幅して集まっているように思えてなりません。

 「ニュースとその結果のギャップ」というのは、どこか別の中学校のことではないでしょうか?

 杉並区立和田中学校(和田中)です。
 私は、現在経営にタッチしておりませんが、一度お訪ねいただき、子どもたちの様子をご覧いただければ、お疑いは晴れると確信します。

 まず、私の知る限り、和田中生は、外部からの訪問者に対してきちっと挨拶ができ、話を聴くことができる生活態度について、いつもお褒めいただいていました。

 部活動に関しては、いくつもの部が都大会に進出するようになり、関東大会、全国大会に出場する生徒も現れるようになるまで活性化しています。生徒会も然り。 

 学力については現在の学校長が以下のようにHPで報告しています。
 『今回の全国学力調査でも和田中生に確かな学力が定着していることがわかりました。実施された数学・国語の試験では、全国および東京都の平均より、約5ポイント~9ポイント高く、全国的な課題とされている「活用する力」もしっかりと身についていることが確かめられました。過去6年間、和田中の学力は右肩あがりに向上しつづけています。

 このような好結果は、ひとつには本校の先生たちが一丸となり、三年間を見通して意図的、計画的に教育を実践してきた成果だと考えています。授業時間数は他校より週4コマ多く確保し、45分のテンポのよい授業を実践してきました。また、毎日の「朝読書」や作文学習、今年度からは新学習指導要領を先取りした新聞記事による授業などにも取り組んできました。

 そして、もうひとつの要因として、ご家庭での基本的な生活指導や学習指導がしっかり行われているからだと思います。調査では、生活習慣や学習態度などについても調べていますが、以下の項目は、全国平均より和田中生のほうがかなり高かったものです。
・学校以外の家での1日あたりの勉強時間(2時間以上勉強する生徒が6割) 
・家で読書をする時間と一か月で読む本の冊数
・家で学校の授業の予習をしている生徒の割合(全国平均くらべ約2倍)
・新聞やテレビのニュースに関心がある生徒の割合』(現校長談)

 この結果は、地域のボランティアに運営をお任せしている図書室でのおじちゃん、おばちゃんとの触れ合いや、緑のお世話をしてくれているオジイちゃん、オバアちゃんがたとのナナメの関係の充実、土曜寺子屋(ドテラ)でその週に出た宿題を学生ボランティアのお兄さん、お姉さんに見てもらいながら自分でやりとげる習慣、「夜スペ」での発展学習など、コミュニティとしての解決に取り組んだ教育改革の正しさを裏付けているように思いますが、いかがでしょうか。

 京都市でも、秋田県でも、同様の趣旨で、コミュニティ再生による学校問題の解決が功を奏しているのです。

 和田中が始めた「学校支援地域本部」による学習支援(地域のボランティアと職員室が協力して児童・生徒の学びをサポートする体制、コミュニティスクールの典型的なスタイル)はいま、全国2000カ所に広がっています(神戸市ではたった2カ所と聞いています)。
 杉並区では和田中をモデルに、平成22年までに小中学校全校に広がりますし、橋下知事に依頼された大阪府(政令市を除く)も例外ではありません。

 大人と子どもが一緒に学ぶ[よのなか]科の授業(正解が一つではない課題をブレスト、ディベート、ロールプレイして、考えるチカラを育てる授業)も全国に広がっていますし、大阪では伝統的な「人権教育」と結びついて「志学」という独自教科を大阪府教委が開発するまでになりました。

 どの試みも、なにより「子どもたちが喜び、その力を伸ばす」結果に結びついているからこそ、評価が高いのだと思います。

原和弘様 および 《THE JOURNAL》編集部様

 神戸市の政治体制のことはよく分かりませんでしたので、「地方公務員法」を調べてみました。

 地方公務員法第3条第3項によると、就任について公選又は地方公共団体の議会の選挙、議決若しくは同意によることを必要とする職、および、地方開発事業団の理事長、理事及び監事の職。、および、地方公営企業の管理者及び企業団の企業長の職、法令又は条例、地方公共団体の規則若しくは地方公共団体の機関の定める規程により設けられた委員及び委員会(審議会その他これに準ずるものを含む。)の構成員の職で臨時又は非常勤のもの、および、都道府県労働委員会の委員の職で常勤のもの、臨時又は非常勤の顧問、参与、調査員、嘱託員及びこれらの者に準ずる者の職、地方公共団体の長、議会の議長その他地方公共団体の機関の長の秘書の職で条例で指定するもの、および、非常勤の消防団員及び水防団員の職、特定地方独立行政法人の役員は、「特別職の地方公務員」と呼ばれ、地方公務員法第4条2項の規定により、「特別職の地方公務員」には地方公務員法の規定は適用されないことになっておりますよね。

 即ち、法市長の下にいる“官僚”には、「特別職の地方公務員(政務官)」と「一般職の地方公務員(行政官)」に相当する職制があり、一方、矢田達郎さんの経歴は、高羽小、鷹匠中、御影高を経て、昭和34年4月神戸市採用、昭和46年3月関西大学法学部卒業、平成6年4月港湾局空港整備本部長就任、平成9年4月保健福祉局長就任、平成12年5神戸市社会福祉協議会専務理事就任、平成13年4月神戸市助役就任、平成13年11月第15代神戸市長就任(1期目)、平成17年11月2期目就任、となっているようですね。

 因みに、「助役」とは、市町村・特別区などで、長を補佐し、その職務を代理した特別職の地方公務員で、平成19年(2007年)の地方自治法の改正により廃止され、副市町村長制度に移行しているはすだが、「特別職の公務員」ということは、狭義の“官僚”(行政官)ではありませんよね。

 神戸市長の矢田達郎さんは、平成6年4月(15年前)に港湾局空港整備本部長に就任したときから、いわゆる「脱官僚(脱一般職の地方公務員;脱行政官)」をして、「特別職の地方公務員(政務官)」に転職したと思量されますが、藤原和弘様および《THE JOURNAL》編集部様に於かれましては、先ず、この事実関係をご確認ください。

 次に、藤原和弘様に於かれましては、貴方様ご自身が、矢田立郎さんは「官僚支配の権化」であると公然と開示された事実が真実であることを証明し、かつ、民主党および幹事長の小沢一郎さんが、神戸市長選で「官僚支配の権化」を推薦していると、公然と開示した事実が真実であると証明してください。

 藤原和弘様が、此処で公然と開示した虚偽の風説と思しき情報を基に、藤原和弘様のご意見に賛同していると思しき方々もチラホラと見受けられるようですので、当該虚偽の風説と思しき情報の主効果ならびに交互作用は、矢田立郎さんおよび民主党と小沢一郎さんの名誉と信用を不法に毀損し、法益を侵害する危険性もあると、私は思量します。

 《THE JOURNAL》編集部様におかれましては、矢田立郎さんは「官僚支配の権化」であるという事実および民主党および幹事長の小沢一郎さんが神戸市長選で「官僚支配の権化」を推薦しているという事実が、其々真実であると証明されるまでは、刑法の「名誉毀損」および/または「信用毀損」の罪に相当する疑いがあると思しき情報を公然と開示することは差し控えるか、または、公然と開示するならば、読者の注意を喚起するために、その旨「注意書」を明示するべきであり、それが今後もこのコミュニティーを維持・発展させていくために必要な措置だと、私は思量します。

まず藤原和博さんの、リスクを知りながらコメント欄を使ってキチッと反論する態度はすばらしいと思います。もちろん一方的な批判が広がるのを防ぐという合理性はありますが、多勢に無勢なんで普通は面倒がりますからね(笑)

私が藤原さんを評価したいところは、なにより行動する人だというところです。徒手空拳で学校改革を始められ、そりゃ、いろいろと齟齬はあったでしょうが結果を出している。
結果とは成績云々だけではなく「地域住民との連携」や「考えるチカラを育てる授業」という方向性も含め、実際に新しいアプローチでモデルを創り上げたことです。
なにより、この“実際に”というのが肝心だと思っています。口で理想のモデルをあれこれ言うのは簡単ですからね。
もし藤原モデルがダメなら、批判者はより優れた方法論を考え“実践”し、結果を比較してその優位性を主張してもらえば良いのだと思います。

ただ、これは私の印象にすぎないかも知れませんが、教育関連の人々は実は「多様性フォビア」といいますか、教育の方法論や人材が混在すること自体を恐れる傾向があるように見えます。なんというか部外者には方法論や現場をいじらせたくないというか・・・気持は分からなくも無いのですが、もうちょっと柔軟性が必要では?と思うのです。

それと、私も橋下府知事に対する印象は「馬力はあるが信用できない人」といった感じなのですが、まあ、それはそれでこちらも具体的な実績を見てからだと思っています。

応援していますので、頑張ってください。

藤原様へ

神戸新聞で民主党と矢田市長の関係や自公の動きが連日掲載されています。神戸新聞も矢田市長を応援している風です。
自民が単独立候補を見送り、共産が立候補している現在、現市長への不満層が二分され、相当厳しいです。
大阪市長選の橋爪氏を見ているようです。

かしの様のホームページを拝見しましたが、衰退する地方都市と超成長都市東京では国が違うと考えてください。
マーケティングでは成長期は何をやっても反応は大きく、成功するのです。すべての産業の本社が、業界団体が、マスコミが東京に集積しています。人もいます。金もあります。
東京は努力しているから発展しているのではないのです。
日本では川の水は上から下へしか流れないのです。
地方は馬鹿なことをしているから衰退しているのではないのです。
神戸市のファッション都市のように衰退を加速させはしますが。

今の日本でナショナルセンターの地位にあるのは、文化面の京都の華道や茶道と宗教位が東京と二分する形で、地方中核都市の福岡、仙台はともかく、地方都市で元気な街など一市もないでしょう。

欧米や中国では川の水は上下にも縦にも横にも流れています。
戦前の日本も同様です。
帝大を全国各地に七大学作ったり、海軍の軍事首都は広島であり、大阪が産業首都であり、金融都市であり、二大証券市場でした。
全国各地に大企業の本社がありました。
当時でも野村証券の創業者野村徳七は東京がその気になれば簡単に大阪を潰せるといっていました。

戦後戦時統制に入り、産業を東京に集中させたのを皮切りに、戦後は本気で大阪をつぶし、地方をつぶして、東京一極集中を実現したのです。
東京は首都だけでなく、なんでも取込む醜都です。


あの橋下知事でも、就任後経費カットはできても、新たな産業の育成は着手もできていません。

南港でコンベンション都市を目指していますが、府庁移転後、一期中に取り掛かれるのかどうかです。とりかかっても成功の保証は全くありません。
なぜなら、ハード面 会議場だけでなく、ソフト面、すなわち業界団体、マスコミはすべて東京です。
わざわざ大阪でコンベンションをさせるには新たなコンベンション誘致か、東京よりの移動しかないからです。かなり難しいです。

かつてパソナの創業者が本社を神戸に移して、神戸再生に取り組みましたが、結局大したことができずに東京へ本社を戻しました。

かしの様に期待するのは人的な面の変革のみです。

公約そのものは現状の神戸市の問題点、三セクやその他外郭団体の収支や人口島の二期工事の収支、空港の埋め立ての収支や、新長田再開発の現況等や矢田市長の公約に対して全く切り込み不足で、さらに活性化策も期待はずれです。

東京のIT企業の社長の応援など大して役に立たないでしょう。
国が違います、むしろ反発を受けます。
彼らというより今の日本の成功者は成功したかったら東京に来いという人間です。

東京のIT大手数社が神戸に、本社を移したり、事業所や教育機関を作るというなら、別ですが。

以上が私の見解です。

私自身引退老人で大して役に立ちません。人脈もありません。
それでも良ければ藤原様メールをください。
アドレスはジャーナルに送信しています。お使いください。
ジャーナルがダメというなら連絡ください。
火曜、金曜は終日、他の曜日は午前中でお願いします。
日時と場所は藤原様のご都合で結構です。但し、三宮より西でお願いします。

奥野様

非常に解り易く纏まったご意見ですね。
神戸市は産業商業でご指摘のように凋落傾向にあったと思いますが、私は震災後の都市計画の失敗がやはり大きかったように感じます。

神戸市は、過去ポートアイランド・六甲アイランド・ハーバーランド・HAT神戸と面的開発を行って来ました。これにより産業商業は分散化され徐々に衰退していきました。中でも、ハーバーランドとHAT神戸の整備は理解に苦しみます。これらの開発と引き換えに神戸を下支えしていた産業が市外へと出ていくことを見過ごした政治的責任は非常に大きいと思います。
これらの企業は多くの周辺企業を抱え神戸市の税収は勿論、その購買力のある従業員の消費活動は神戸の街の賑わいに大きく貢献していました。勿論、原材料の輸入等で港にも潤いを与えていたのです。
これらの企業を見送り、神戸市は都市開発と観光誘致で国際都市を目指したのでしょうが結果は魅力・活力のない見せかけの街になってしまいました。
人口規模が小さい神戸での分散化は成長どころか衰退を招いたと私は思っています。

梅田地区の開発は主として阪神間の顧客を三宮元町地区から吸い上げたのではないでしょうか。今更に、郊外には大規模店が多数集積しており西方面の客足もそちらへ引っ張られそうですね。ハーバーランドも火が消えかかっています。今神戸市には、見せかけでなく抜本的な対策が必要だと思います。

現在神戸空港がある場所に関西空港が出来るはずだったが、
神戸市長、神戸市議会が神戸市上空が騒音でうるさくなるから、
神戸沖に関西空港を作るのを反対してあんな不便な場所に関西空港が誕生した。


関西空港が出来たら子供がダダをこねるように、
やっぱり神戸にも空港が欲しいと言いだし、
神戸市長、神戸市議会が賛成をして神戸空港が出来てしまい、
関西に3つの空港があります。


その責任を神戸市長、神戸市議会は責任を取った奴はいるのか?
田中康夫氏も怒っていた。

両候補のHPに書かれている決意やら政策やらマニフェストやらを読んでみましたが、どっちも似たような事書いてありますね。
まぁ、そんなもんなんでしょうけど。強いて言うなら矢田さんの方が、具体的に実績についても書けるわけだから読んでいて好感はもてたかなぁ。

かしのさん、「新しい神戸に向けて」っていう動画の中で「60年間の役人主導で・・・借金が2兆5千億円にもふくらんだ・・・」と言ってまして、今でも悪化の一途のように聞こえるんですけど、矢田さんのHPにある実績の欄には「13年連続プライマリーバランス黒字」「市債残高を計画的に管理・圧縮し、約6,000億円削減」などとありますね。
実際どうなんでしょう。実績とやらはデタラメで、矢田さんはやっぱり相当ダメダメなわけ?

矢田さんにしっかりした実績があって、今回、「民主党の政権公約の考え方の下に、神戸市が抱えているさまざまな問題に対して直実に取り組み・・・」と言っているように、国政における民主党のスタンスに同調しているなら、民主党が矢田氏を推薦するのはなにも暴挙と呼ばれる類のこととは思えませんね。
まぁ、矢田さんが寝返ったとか日和ったとか、言いようはありましょうが、自民公明とおさらばしたんだったらそれはそれで神戸に変化なんだろうし。
そもそも、助役出身だから「官僚の権化」っていう事なんですかねぇ? 出自じゃなくて現在の本人が市長としてどうかなわけだから、藤原さんの、少なくとも「こともあろうに」だの「暴挙」だの「正義は通りませんがな(爆笑)」といった表現は果たして適当なのかなぁ。
あ、あと「しがらみナシ」っていうのは証明不能な謳い文句で胡散臭いよね。公式ブログから自分が社長やってた会社へのリンクがバリバリ張ってあるし、その頃の人脈など活かしてと言ってたりするし、映画についてもね。人脈っていえば聞こえは良いけど、そういうのもしがらみのウチ。公約にある実行予定のなんちゃらイベントの類に関係筋が入ってきたら相当滑稽。
かしのさんの書いてることとか言ってることって、具体性に欠けて、はやりモノの羅列で軽い印象。ファッションやらスイーツやらの流行モノや、打ち上げ花火に未来を託すのはぞっとしない。目玉だというのに市の歴史になんの関係があるのかさっぱりわからないクモ型ロボットが徘徊していたどっかのイベントを思い出す。そのうち神戸にも行くのかな、クモ型ロボット。

藤原様

11日からの孤軍奮闘のかしの氏の
応援、期待しています。確認していきたいと思います。


神戸新聞ネットより転載。

神戸市長選 首長連合は樫野氏支援せず 
 大阪府の橋下徹知事や中田宏前横浜市長らでつくる「首長連合」は10日までに、神戸市長選に立候補を予定しているウェブ制作会社顧問の新人樫野孝人氏(46)=無所属=を支援しないことを決めた。(紺野大樹)

 藤原です。
 みなさま ありがとうございました。

 私は明日から神戸に入りますので、そろそろこの掲示板からは失礼します。
 ここからは、長文(引用を含んで約3000字)ですので、時間のある方だけご覧下さい。

 最後のほうのケイさんのつぶやきに代表される一部の方の違和感は、たしかにそうかもしれません。
 『そもそも、助役出身だから「官僚の権化」っていう事なんですかねぇ? 出自じゃなくて現在の本人が市長としてどうかなわけだから、藤原さんの、少なくとも「こともあろうに」だの「暴挙」だの「正義は通りませんがな(爆笑)」といった表現は果たして適当なのかなぁ。あ、あと「しがらみナシ」っていうのは証明不能な謳い文句で胡散臭いよね。公式ブログから自分が社長やってた会社へのリンクがバリバリ張ってあるし、その頃の人脈など活かしてと言ってたりするし、映画についてもね。人脈っていえば聞こえは良いけど、そういうのもしがらみのウチ』
 はじめにお断りしたように、高野孟さんへの私信として出したものでしたから、私の表現が、公にするには稚拙な部分もありました。失礼しました。

 それでも、非常に多くを、学ばせていただきました。
 まず、神戸という都市の性格について。
 奥野さんからの「しかし、神戸沖への国際空港の決定を拒否したことからつまずきだしました」という認識。これは、後に投稿された、みちのくさんからの「現在神戸空港がある場所に関西空港が出来るはずだったが、神戸市長、神戸市議会が神戸市上空が騒音でうるさくなるから、神戸沖に関西空港を作るのを反対してあんな不便な場所に関西空港が誕生した」とも一致しますね。
 「鉄鋼、造船も敷地の関係で主力工場を瀬戸内や千葉に新設したことから、新たな産業が必要になりました。それがファッション産業です。そこで人口島にファッション都市をつくり、ファッション産業を中心部から移しましたが、おしゃれなファッション関係者が隔離される結果となり、中心部は魅力をなくしていきます。北野に集めていれば、南青山を超えるファッション集積地として日本の一大中心地となっていました」。sirokumaさんの「神戸市は、過去ポートアイランド・六甲アイランド・ハーバーランド・HAT神戸と面的開発を行って来ました。これにより産業商業は分散化され徐々に衰退していきました。」の認識と共通します。
 私も、母と娘と神戸を旅して、北野がただレストランとブライダル関係が多い街で、行くところ、入るところが無かったという印象があります。
 異人館も一つ入れば、満足しちゃいますし。

 相川さんの指摘『「株式会社神戸市」の株主は神戸で暮らす一人ひとりの住民であったはずなのに、いつの間にか特定の人たちに株主が限定されてしまったのではないでしょうか。』は、表現として「目からウロコ」です。
 使わせてもらいたいくらいです。

 樫野氏の政治活動についても、sirokumaさんが言う通りでしょうね。
 「古臭い言い方ですが、政治には信義が必要です。自分の政治的ポジションを明確にすることから全ては始まるのだと思います」。また、現時点では、野球で言えば、一回の表に9点取られている状況だと認識しています。奥野さんの「自民が単独立候補を見送り、共産が立候補している現在、現市長への不満層が二分され、相当厳しいです」は共有しています。

 また、奥野さんの、大阪についての指摘「なぜなら、ハード面 会議場だけでなく、ソフト面、すなわち業界団体、マスコミはすべて東京です。わざわざ大阪でコンベンションをさせるには新たなコンベンション誘致か、東京よりの移動しかないからです」は、その通り、WTC移転が成功しても、この点が鍵ですね。
 神戸もハードが揃ったら次はソフトなのですが(医療や教育も)、ソフトをいくら言っても、巨大なハードを作ることよりアピール力がないんですね。

 教育界についても、タブローさんが言う通りなんです。『教育関連の人々は実は「多様性フォビア」といいますか、教育の方法論や人材が混在すること自体を恐れる傾向があるように見えます』
 でも、大阪では、現場を40日間、25市町村、55校、私自身が廻ることで、直接会った校長や教員との間で信頼感が生まれ、改革の動きに結びつきました。
 大阪の全国学力調査の結果では中学校は重くて動きが無かったんですが、小学校では、すでに上昇傾向にあります。大阪市と堺市(政令市)はまだなのですが、府下は、先生方が頑張った。また、大阪の伝統的な「人権教育」カリキュラムと[よのなか]科の融合で、大阪独自の新しい教科「志学」が生まれる運びにもなりました。
 子どもたちが他者の意見をリスペクトし、異なるカルチャーの他人とも折り合うことができるコミュニケーション技術をもつように、クリティカルシンキングのチカラもつけてあげたいのです。

 私にできることは限られています。
 学校を鎖国状態から救うこと。開くことです。
 先生たちは、ともすれば、煩わしいから学校を閉じてしまいがちなんですが、そうすると益々地域社会や保護者の疑心暗鬼が広がってしまう。せっかく子どもたちのために一所懸命やっているのに評価されない。それどころか、イジメとか引き蘢りとか、ちょっとマイナスのことが起こるだけで「学校が悪い、先生が悪い」と非難されてしまう結果にもなります。
 閉じるのではなく開いていくことで、逆に先生でなければできないことに集中することができるようになる。それが、全国に広がっている「学校支援地域本部」や「コミュニティスクール」という学校運営手法です。
 和田中を見に来るのは関西圏の方々には難しいでしょうから、大阪であれば、池田市立池田中学校を、京都であれば京都市立下京中学校をご覧になることをお奨めします。

 さて、「官僚支配」の定義ですが、身近に現実の市区町村の運営などを見ていて、法的に助役や教育長が「(地方公務員法の適用除外を受ける)特別職」だからといって、彼らがいわゆる「官僚」や「役人」ではなくて「政務官」、むしろ「政治家」に近いと言われても、実感とは乖離しています。官僚構造のトップであることは、事務次官同様、間違いないと思われます。
 また、60年間もの間、助役、副市長から市長を輩出している構造は、私の知る限り、神戸だけです。他にもあったら、ゴメンなさい。
 少なくとも、助役・副市長までは会社員と一緒でしょうから、上司・部下の連綿とした関係のなかで仕事をしているわけです。そうすると、組織で仕事をしたことのある人なら分かると思いますが、その組織、集団の利害を守ろうとする力はどうしたって働くでしょう。60年間ですよ。いまさら、ゼロベースでのリストラや事業仕分けを自らやれるわけがないでしょう。財政が逼迫しているわけですから、当然やらなければならない、先輩の職を結果的に奪ったりクビにしたり、組織を無くしたり予算を付けなかったり、給与や退職金を減らしたりする行為のことです。
 私だったら、とてもできません。

 いっぽう、市長は選挙によって選ばれているから、たしかに「官僚」ではありません。それでも、前回の投票率は30・8%。組織票がほとんどだったのではないでしょうか。
 私には、神戸市民のあきらめが、この結果(無関心)に結びついているのではないかと思われるのです。違うでしょうか。
 本当に、市民に信任された結果として、神戸空港ができたり、ファッション産業が分散してしまったりしているのか、ということです。

 最後に、私は個人的に小沢一郎さんに会ったこともありませんし、「悪事」とか「悪者」とか、文句を言う筋合いもありません。
 小沢さんは、目下、参院選に勝つために必死なのでしょうから、そのために、できることは何でもやる、と考えられているはずです。テレビ局が視聴率を至上の目標とするように。
 私は、ただ「民主党」が筋の通らないことをやっていると指摘しているのです。
 神戸の件は、この「民主党のねじれ構造」がよく出た出来事だったのだのではないか、と。最後まで、読んでいただいた方は、本当にありがとうございました!

公務員出身が首長になるのが「官僚支配」なら
堺市長しかり,片山前鳥取県知事しかりですよね。
民間出身首長なら神戸が薔薇色になると、政策もロクに精査せずムードだけで語っているように感じれてなりません。
例えば敬老優待乗車証を再度無償化する、とマニフェストで示されていますが、
冷静に財政や世代間負担のあり方を考えれば「票取り政策」以外の何者でもないでしょう。

公務員批判が内容はとまれ是とされ是とされる風潮では
現職批判はやり易いですが、冷静な分析と、明確な対案の提示が必要だと思いますが。

藤原さんが「政治的、いかなる強大な団体のバックがない」と断言しておられますが、果たしてそうでしょうか?
樫野氏が社長をされていた株式会社アイ・エム・ジェイの創始者は元総理の娘婿ですが、2005年から親会社となったCCCグループの会長の人脈を辿っていきますと、前政権と強力なコネクションを持つ経済人揃い。小泉内閣で規制改革会議の委員に名を連ね、市場原理主義を推進して、今日の「派遣切り」などの社会問題を生んだ連中が名を連ねてます。日本郵政会社も然り。しかも神戸出身者であったりしま
す。樫野氏が市長の座に就くようなことになったら、彼らはあらゆる方面で政治的介入をしていくでしょう。業界利益につながらないかと気がかりです。
小沢一郎さんはすべてをお見通しなのでしょう。

結果が出ましたね。かしのさん、もう一歩だったなぁ。

かしのさん、善戦でしたね。

投票率の低さは、神戸市民の方々は生活の満足感が高いというか府満足感がないのでしょうかね。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

※[投稿]ボタンをクリックしてから投稿が完了するまで数十秒かかる場合がございますので、2度押しせずに画面が切り替わるまでお待ちください。

Profile

日々起こる出来事に専門家や有識者がコメントを発信!新しいWebニュースの提案です。

BookMarks




『知らなきゃヤバイ!民主党─新経済戦略の光と影』
2009年11月、日刊工業新聞社

→ブック・こもんず←




当サイトに掲載されている写真・文章・画像の無断使用及び転載を禁じます。
Copyright (C) 2008 THE JOURNAL All Rights Reserved.