花草子

折々…

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これまで、敢えて誰にも話さずにいたことを、
今この場で書いてみようと思います。

耳慣れない言葉を多用しますが、いちいち説明することは出来ないので、
ご存知ではなく、尚且つご興味のある方はGoogle先生にでも聞いてみて下さい。
すみません。

我が家は、非常に熱心な仏教徒です。
属する場所は、新興宗教です。
立正佼成会といいます。

新興宗教というと、ほとんどの方が偏見を持たれていることと思います。
オウム真理教やら創価学会やらと同じような目で見られることが嫌で、
今までずっと、身近な友人にすら明かさずにいました。
それを今日 書こうと思ったのは、私の中で何かが吹っ切れたからに他なりません。

立正佼成会。
ご本尊は、久遠実成大恩教主釈迦牟尼世尊。
経典は、開結「法華三部経」。
本部は東京都杉並区にありますが、
拠点(教会・支部・法座)は日本各地はもちろんのこと、海外にも多くあります。

中には多額のお金を取られたとか、何かしら騙されたとか、
そういう不穏な噂を流す人も居ますが、
私も、私の周囲の人も、そのような目に遭った人は1人も居ません。

また、佼成会と創価学会はどこが異なるのか、との質問を受けたことがありますが、
有名なのは以下の点です。

・創価学会は他の宗教に対して排他的で、罵倒すらするそうです。
佼成会は…というか余程おかしな宗教団体でなければ、他の宗教を排他・罵倒はしません。
・更に、学会はお題目(南無妙法蓮華経というあれですね)を唱えていれば救われると説いていますが
お題目は呪文ではないのだから、そんなはずがありません。
佼成会においては、お題目も大事ですが、
自分自身が変わらなければ幸せにはなれないと教えています。
・学会には会員で構成された公明党が存在し、その党で以て国を掌握し、
学会を国教にしようなどと考えているそうですが、佼成会には支持する政党はありません。
選挙において誰を応援するかは個人の自由。大切なのは党ではなく、個々人の人間性だからです。

もちろん、佼成会の中にも その教えを正しく理解出来ていない方は沢山居ます。
それこそ お題目を救いの呪文と思っていたりね。
でも、そういう方を正しい道へ導くことが佼成会の目的なのです。

私の家は、曾祖母の代から佼成会会員でした。
ですから赤ちゃんの頃から教会に連れて行かれていたし、
物心ついた頃から ご宝前に手を合わせることが当たり前でした。
信仰するということに、何の抵抗も抱いてはいませんでした。
けれど成長するにつれて、自分の家が世間一般とは違うということに気付き始めたのです。
その頃から、私の心は信仰を拒絶し、距離を置くようになりました。
前述した、『教えを正しく理解していない人々』を目の当たりにするのが嫌で堪らなかったからです。
でも、そんな私も、理解なんて出来ていなかったのでしょうね。

佼成会にも、もちろん開祖が居ます。
開祖様は故人ですので、現在はその息子が会長を務めています。
そしてその娘、光祥(こうしょう)様
  が次期会長です。
開祖様・会長先生・光祥様、このお三方が、私たちの師です。

例えば楽器を習うとき、例えば踊りを習うとき、
その先生は師であり、あなたは弟子ですね。
それと同じです。
お三方は仏教における師匠であり、私たちは その弟子なのです。
それだけのこと。
師を敬うのは当然でしょう?
何も盲目的に敬愛しているわけでも、訳もなく称えるわけでもありません。

そして、佼成会でも色々な活動があります。
お役を任されますが、もちろん全て無償です。
私が今までボランティアだと称してきた活動は、これなのです。
目的は1つ。
他者のために働き、自己を高めること。

佼成会にも色々な役職がありますが、それを頂くことは名誉なことです。
何故なら、それが務まらないと判断される人には決して与えられないものだから。

私は今日、辞令を頂きました。
青年女子部長。(ちなみに母は もっと責任重大な支部長を担っています)
責任ある立場ではありますが、このまま燻ってなどいたくない私は、
この役職を精一杯 務め上げたいと思っています。

きっとそこから何かが変わる。
自らが動けば、きっと何かが。

そう信じているのです。

※余談ですが、ご本尊(仏像ですね)は本当に美しいですよ。
  本部だけあって中野のものは素晴らしいです。神々しい。
  会員じゃなくとも自由に入れますし、もちろん勧誘なんてされませんので、
  もし機会があれば中野の本部に見学にでも行ってみて下さいな。
 
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