運転士と協力して、“安全・安心・快適”な列車の旅をサポートします。車掌の仕事は、ドアの開閉、車内アナウンス、車内巡回、運行時間の管理など様々です。仕事の中で、お客さまに接する機会も多く、名古屋鉄道の顔としてお客さまにより良いサービスを提供します。
「かっこいいな」と、いつも思っていました。
制服を着た凛々しい仕事姿はもちろん、ダイヤを全部把握していたり、何を聞いても答えてくれたり、もうとにかくかっこよくて。
運転士が小さい頃からの夢だったのですが、家は地下鉄沿線だったので、小さい頃も、青春の頃も、「名鉄との思い出」はないんです(笑)
就職活動をして、鉄道業界を見て、そういえば名鉄ってあったなって。
路線が広く、多くの地方都市と繋がっていることなどに惹かれ、最終的には幼い頃の夢をかなえるために入社を決めました。
毎日楽しいですよ。
仕事のなかで色々な発見があります。
例えば、今、車掌として電車に乗っていますが、私より年上の車両もまだあるんです。
親の世代と子供の世代が同じ電車に乗っている。
それだけで、この車両は本当にこれまでこの地域を支えてきたんだなって実感できるんです。
そんな小さな発見がたくさんあるからこそ、常に新鮮な気持ちで働くことができる。
まだまだこの会社には面白いことがたくさんあると思えますよ。
今は、名古屋鉄道の5つの乗務区のうち、「神宮前乗務区」という場所で車掌業務に従事しています。主に担当しているのは、知多半島・中部国際空港方面の列車です。
車掌や運転士は、ローテーションで勤務をします。
時には始発、時には日中、そして時には終電・・・
時間帯、乗り込む列車の種類に関係なく、いつも安全で確実な運行を可能にするため、ドアの開閉、車内巡回、アナウンス、運行時間管理などを行っています。
責任は大きいですが、やりがいを感じていますよ。
私が所属している神宮前乗務区の担当エリアには中部国際空港が含まれるので、観光客など電車の乗り継ぎに不慣れな方が多いんです。
特に中部国際空港方面の列車を担当すると、外国人のお客さまも多いですし。
ある時、外国人のお客様から、目的地までの経路を尋ねられました。
行先までは2回の乗り換えが必要だったので、出発までの時間を利用して駅の事務室に立ち寄り、路線図を使って説明を試みることに。
伝わっている気がしますが、なんとなく不安も残る。
かといって、付きっきりで目的地まで同行することもできない。
行先は乗務担当の範囲外でしたから。
それでも、お客さまが迷いなく目的地に着けるよう最大限の努力をしようと思い、お客さまへの説明を続け、乗務交代する駅に着くと、私は交代する車掌に事情を細かく伝えました。
自己満足かもしれないけども、やりきった、と思いましたね。
でも、このような行動の積み重ねが、今後の名古屋鉄道のイメージを創っていくと信じています。
先輩達が、今の名古屋鉄道のイメージを作り上げてきてくれたように。
私も初心を忘れず、日々の仕事に臨みたいと思っています。
今は、まだまだ勉強の毎日ですが、目標としている姿はありますよ。
やっぱり、憧れていた運転士です。
そのためにも、まずは目の前の仕事に精一杯取り組みたいですね。
仕事をしてみて思うことは、もしも車掌、運転士に「器量」があるとしたら、
不測の事態の対応にこそ、それが表れるのではないかと思います。
仮に何かのトラブルでダイヤが乱れる場合、
車掌である私は運転指令から届く情報を基に、
ダイヤの乱れの原因をお客さまへアナウンスする責務があります。
決してお客さまを不安にさせることなく適切な説明をすること。
それに必要なのは、まず自分が冷静でいること。
そのためには多くの経験を積む必要がありますし、迅速な対応力や、冷静な判断力、アナウンスのスキルなどまだまだ磨かなければならないことは山のようにあります。
一歩ずつ、一歩ずつ仕事に向き合い成長を重ねていきますよ。
その先に、幼い頃からの夢である「かっこいい、一人前の運転士」がいることを信じて。