おしえて227 投稿者 くろぅさん | ||
鴨南蛮そばの由来を調べたのですが、 (何でこんなことしてるんだろ..) この場合の南蛮というのは、ネギのことだとわかりました。で、南蛮漬けっていうのがありますよね。小イワシとか鯛なんかを揚げて酢に漬けるおいしい料理です。これにはネギなんか使ってないのですが、南蛮になにか他の由来があるのでしょうか? |
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南蛮漬は揚げた魚等を『玉ネギ』と一緒に酢漬にしたものです。玉ネギが南蛮渡来の野菜なので,こう呼ばれるようです。 南蛮漬:油で揚げた魚などを、きざんだ葱(ねぎ)や唐辛子を加えた合わせ酢に漬けたもの。揚げてから漬ける新しい料理法であるからとも、葱や唐辛子を用いるところからつけられた名ともいう。 南蛮:「なんばんがらし(南蛮辛子)」の略。葱(ねぎ)、唐辛子や油を用いた料理にいう語。 鴨南蛮の南蛮と南蛮漬けの南蛮とは南蛮が違います。南蛮漬けの場合の南蛮は唐辛子のことですね うちの田舎では七味唐辛子のことを南蛮といいます 南蛮と言うのはもともと中国で使われていた言葉です。 『南方に住む野蛮人』と言う意味で、インドシナ諸島なんかの南海諸国のことです。ちなみに日本は「東夷」(とうい)と呼ばれていたようです。 ★,。・:*:・゚☆★,。・:*:・゚☆★,。・:*:・゚☆★,。・:*:・゚☆ 東夷=トーイだから、日本はおもちゃの国なのかな?(さっちゃん) 南蛮と言うのは、室町時代から江戸時代にかけて鎖国が終わって長崎の出島で貿易が始まった時に、南の国は野蛮な地方だということで南蛮と呼ばれていていました。(嫌だな、日本人は)スペインやポルトガルなんかを示すこともあります。だから舶来品に南蛮とつくものが多いようです。(このころはスペイン人、ポルトガル人のことを南蛮人と呼んでいました)他にも唐辛子、肉入りそばやうどんなんかのことらしいです。 この場合の南蛮は、特に何ってことではなく下記にある、外国から渡来した珍奇なものって意味だと思います。 南蛮・・・室町時代から江戸時代にかけて、シャム・ルソン・ジャワなど南方諸地域を経てポルトガル人やスペイン人などが渡来したため、その本国や植民地をもいう。またそこから渡来した文物や珍奇な物、異国風な物の名に冠して用いる。 大辞林で調べたところ、次のようにたくさんの意味がありました。結局は、伝わってきた地方の名前を、とっているということなんでしょうか。 (1)古代中国で、南方の異民族に対する蔑称。 (2)室町時代から江戸時代にかけて、シャム・ルソン・ジャワなど南方諸地域の総称。また、それらの地域を経てポルトガル人やスペイン人などが渡来したため、その本国や植民地をもいう。(3)(2)から渡来した文物や珍奇な物、異国風な物の名に冠して用いる。「―漬け」「―焼き」 (4)歌舞伎・日本舞踊で、右足を出すとき右手を振り上げ、左足を出すとき左手を振り上げるような歩き方。なんば。 (5)「南蛮煮」の略。「鴨(かも)―」「カレー―」 (6) (ア)トウモロコシの異名。 (イ)トウガラシの異名。 南蛮は「南の野蛮人」という意味があり、直接的には(日本から見て南の)東南アジア方面に住んでいる人びとを指すそうです。転じて、昔その地域を支配していたポルトガル・スペイン・オランダを表しています。 昔、日本は鎖国をしており 諸外国の人とは付き合いが無かったため、ポルトガルやオランダから船がやってきた時(鉄砲やキリスト教が日本に伝えられた時ですね)初めて見る彼らの顔立ちに驚いたようです。白い肌、高い鼻、彫りの深い目元、毛むくじゃらの顎・・・・日本人とは全く違う容姿にビビり、そこから彼らのことを「野蛮」と感じたんだと思います。 また、「チキン南蛮」とも言ったりしますが別にポルトガル方面から伝えられたわけではないようです。 鎖国をしていた当時、貿易を許されていた数少ない国がポルトガル・オランダであったため、その後も「外国=ポルトガル」というイメージが強く残り、舶来の洋風の物を「○○南蛮」と呼ぶことが多かったみたいです。 「南蛮」方面の地域とは縁の無いものに「南蛮」の名前が付けられているのは、そのためだそうです。 (1)室町時代から江戸時代にかけて、シャム・ルソン・ジャワなど南方諸地域の総称。また、それらの地域を経てポルトガル人やスペイン人などが渡来したため、その本国や植民地をもいう。 (2)(1)から渡来した文物や珍奇な物、異国風な物の名に冠して用いる。「―漬け」「―焼き」 南蛮というのは、油を使ったり、唐辛子を使う料理のことを言います。 だから、揚げているという事は、油を使っているから、南蛮なのではないでしょうか?? 南蛮というのは室町〜江戸時代にシャム、ルソン、ジャワなど南方地域の総称として使われていたそうです。それらの地域を経てポルトガル人、スペイン人が渡来したので、その本国や植民地も南蛮と呼びます。南蛮漬けはどうやらそれらの国からわたってきたようです。南蛮漬け、南蛮焼き、などそれらの国から渡来した異国風のものの名には「南蛮」という語がついているそうです。 南蛮漬けと関係あるかはわからないですが、歴史でいうと室町後半から江戸時代にかけて東南アジアを超えて日本にきたスペイン、ポルトガル人やその国を南蛮とよびます。 カステラの故郷のことじゃないでしょうか。 |
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