2012年 11月 30日
宮間選手 2年連続でアジアMVP
女子サッカーなでしこジャパンの主将で、岡山湯郷ベルの宮間あや選手が、2年連続で、アジア・サッカー連盟の女子最優秀選手に選ばれました。マレーシアで行われたアジア・サッカー連盟の年間表彰式。今年の女子最優秀選手にはなでしこジャパンの宮間あや選手が選ばれました。W杯で優勝した去年に続き、2年連続2回目の受賞です。宮間選手は、ロンドンオリンピックでキャプテンとしてチームを引っ張り、銀メダル獲得に貢献しました。

悪質商法被害防止へラッピングバス運行
悪質商法の被害防止を呼びかけるラッピングバスが、12月1日から岡山市で運行されるのを前に、出発式が行われました。ラッピングバスは、魔女が毒りんごを渡す童話「白雪姫」のワンシーンをデザインしたもので、すぐに相談できるよう消費生活センターの電話番号も書かれています。出発式では、岡山市の高谷市長が「被害防止の輪が地域全体に広がるよう啓発活動をしたい」とあいさつしました。市によりますと、悪質商法の相談件数はここ数年横ばいですが、60歳以上の相談が増えていて、最近では株の購入を勧めるなどの手口が多いということです。ラッピングバスは、市内5つの路線で12月1日から運行が始まります。また、平日の午前9時から午後4時まで、0570ー064ー370で相談を受け付けています。

大学生 就職内定率改善続く
来年春に卒業する大学生の就職内定率がまとまりました。香川は4年連続の改善で過去最高の数値、岡山は2年連続の改善となっています。労働局によりますと、来年春に卒業する香川県内の大学生の就職内定率は先月末現在で54・4%、去年の同じ時期より0.8ポイント増えました。4年連続の改善で、データが残っている1991年以降では最高となっています。一方、岡山は44・6%で、去年の同じ時期よりも2.7ポイント改善しています。2年連続の回復ですが、調査を始めた1995年以降では、5番目に低い数値となっています。労働局では、就職先の選択が大企業に偏りがちだった大学生が、中小企業にも目を向け始めた結果、内定率の改善が続いているのではと分析しています。

衆院選の投票に行こう!!懸垂幕でPR
来月投開票が行われる衆議院議員選挙の投票を呼びかけようと、岡山県庁に懸垂幕がかけられました。県庁では、選挙管理委員会の担当者などが出て、「12月16日衆議院議員選挙」と書かれた懸垂幕を、県庁の正面屋上からゆっくりおろしていきました。懸垂幕の大きさは、縦15メートル横1.8メートルです。懸垂幕は、県内のデパートなどにも順次かけられます。民主党に政権交代した前回2009年の衆院選の投票率は68・57%、郵政民営化が争点となったその前の選挙に続いて上昇しています。岡山県選挙管理委員会では、今回の選挙でも、1人でも多くの有権者に投票を呼び掛けていきたいとしています。衆院選の公示は来月4日、投票は来月16日で即日開票されます。

正月の縁起物・南天の収穫始まる
縁起物として正月の門松などに飾られる南天の収穫が、岡山県美咲町で始まりました。南天の収穫が始まったのは、美咲町の北地区です。この地区では、約30人が南天を栽培していて、このうち結石澄恵さんの畑でも約200本の南天が真っ赤な実を付けました。南天は災難の「難を転ずる」という語呂合わせから、縁起物として正月の門松などに飾られます。結石さんたちは、実の色付きを確かめながら、丁寧に枝を切り採っていました。南天の収穫は来月中旬まで行われ、生産者全体で、去年並みの約5千本が岡山や大阪などの市場に出荷されます。