中学校の男子生徒にわいせつ行為を見せるなどしたとして、県警子ども女性安全対策課と行田署は29日までに、いずれも県青少年健全育成条例違反(みだらな性行為等の禁止)容疑で、東京都板橋区双葉町、アルバイトの男(62)、川口市芝、アルバイトの女(26)の両容疑者を逮捕、さいたま地検熊谷支部に送検した。
逮捕、送検容疑は今年6月30日午後7時ごろ、羽生市下新郷の月決め駐車場で、行田市内の市立中学校3年で当時14歳の男子生徒と、同校1年で同13歳の男子生徒が18歳に満たないと知りながら、2人の前でわいせつ行為をした疑い。
同課によると、両容疑者は自転車で通行中の男子生徒2人に、後方から男が運転する乗用車で接近。道を尋ねることを装って2人を駐車場まで誘導し、車外で両容疑者がわいせつ行為を見せたほか、女の胸や下半身を触らせたという。3年男子生徒が帰宅後、祖父に被害を申告し、祖父が同日、同署に相談していた。両容疑者は、交際しているという。