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【長野】

<決選迫る> 比例代表

前回衆院選の政党別得票数

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 比例代表北陸信越ブロック(長野、新潟、富山、石川、福井県)は、定数一一に対し、二〇〇九年の前回総選挙では民主が六、自民が四、公明が一議席をそれぞれ獲得した。衆院選の比例代表は、有権者は政党名を書いて投票する。多党が乱立した今回は、これまでに増して激しい選挙戦が予想される。

 民主は、公認を受ける小選挙区の候補全員が比例にも重複立候補する方針。政権交代を訴えた前回、県内だけをみると46%を占める六十万票を獲得し「一人勝ち」の状況だった。

 自民も五選挙区の公認候補全員が比例に重複立候補する見通し。前回は県内の全選挙区で敗北した上、比例でも民主の半分に満たない二十九万票止まりで、一人の復活もならなかった。

 国民の生活が第一も県内選挙区の出馬予定者二人は、ともに重複立候補する。

 公明は、前回確保した一議席の維持に注力する。前回は〇五年の前々回より県内で二万四千票減らし、十一人中最後の当選決定。陣営は「支持率だけなら、日本維新の会などの新政党が上。比例は、この空気感が左右する。一議席でも大変厳しい状況」と危機感を募らせる。

 共産は県内小選挙区の五人とも重複立候補はせず、現時点で比例単独候補として二人を擁立している。

 みんな、日本維新の会とも小選挙区の候補者が重複立候補する。

 社民は選挙区の一人が重複立候補するほか、今後比例単独で一人を擁立する方針。

 政治団体「幸福実現党」は、小選挙区の候補は重複立候補せず、比例単独で三人が立候補する予定だ。

 

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