数学

論理的思考力とそれを応用する力をこうして育みます。
数学は、「筋道を立てて正しく考え方を進めていく。」という、学問や科学に必要な基礎力を養うのに最も適した教科です。甲南の数学では、自分の力で答えを導き、問題を解いた時の感動を大切にしています。
自己の奥に秘められた独創力で驚きの連続があることを願っています。
中学校では数学の力をつけるために、年間を通じて習熟度を確認するための計算テストを実施しています。
高校ではコースによって数学の性格が異なります。理数コースでは教科書にとどまらず発展的な内容まで掘り下げて学習します。文Ⅱコースではセンター入試を念頭に、必要な単元を入念に学んでいきます。文Ⅰでは数学Ⅱまでの範囲を精選し、数学的な思考力の育成に努めます。

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学びのステップ

基礎期間

正確に解く能力を養う
計算力、特に文字を用いた計算式を正確に解いていく能力を伸ばします。習熟度を確認するために年間5回の計算テストを行い、一定のレベルに達するまで繰り返しテストを実施。代数、幾何という二分野から体系的な学力を定着させていきます。

応用期間

論理力の育成
普通コースでは単に公式にあてはめ答えを導くだけでなく、各単元のもつ意味、公式の証明にも十分な時間を用い、論理力の育成を図ります。文理コースではより深く学習。教科書レベルの学習にとどまらず、発展的な内容に取り組んでいきます。また、問題演習を通じて数学的な発想力や柔軟な数学的論理力を養います。

発展期間

柔軟な思考力と豊かな発想力の構築
文Ⅰコースでは、関数、微分・積分や証明問題などにより社会で役立つ思考力を身につけます。文Ⅱコースはセンター試験に必要な単元を高校2年生で終了し、高校3年生では問題演習を中心とした授業で実力を伸ばします。また、理数コースではより発展的な内容まで掘り下げて学習。演習を通じて理解を深めるため、単元の授業数を増やしています。いずれのコースでも、コンピュータやグラフ電卓などを利用して、柔軟な思考力と豊かな発想力の構築に努めます。