英語

世界に通用する英語力をこうして育みます。
近年のグローバル化に伴い、国際的な共通語としての「英語」の果たす役割が大きくなっています。甲南では、「英語で表現する力」を身につけることを大切にしています。
中学校では基礎基本を徹底する時期と位置付け、自己表現力やコミュニケーション能力の基礎を養うことを目標とし、「教科書を中心に基礎基本を徹底する授業」と「パフォーマンスタスクを取り入れた英語を使う力を養う授業」とが行われています。高校では、文Ⅰコースの生徒は、6年間、ネイティブの先生による週2時間のオーラルコミュニケーションの授業をクラス半数分割の少人数で実施しています。また高校生では、年5~6回の自由英作文が課され、「英語創作ノート」に身近なテーマに基づいた写真や資料を載せながら英作文を仕上げていきます。高二以降の選択授業では、「英語資格講座」「入試英語」など、各自の能力を引き出すための様々な講座が準備されています。

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学びのステップ

基礎期間

英語力の土台を築く
これから英語を積極的に学べるように、興味・関心を高めることを第一の目的とします。その上で基礎となる文法・語彙を徹底して学習。また、ネイティブ・スピーカーによる授業ではクラスを2分割し、英語による自己表現の楽しさにふれます。この時期の学びが、英語力の土台となるため、全員が確実に習得できるよう指導していきます。

応用期間

コミュニケーション能力を向上
文法・語彙を更に充実させながら、英語によるコニュニケーション能力をより一層向上させていきます。実際にさまざまなコミュニケーション活動に参加し英語を使って話す体験を重ね、相手の気持ちを受け止めたり、自分の考えをまとめたりし、相手に伝えるスキルを養います。文理コースではそれらに加えて多読と精読を行い、大学受験のための英文読解力を身につけます。

発展期間

国際社会でも通用する英語力へ
基礎期間・応用期間で培ってきたコミュニケーションを更に発展させ、国際社会でも通用する英語力の習得を目指します。また、コースごとにそれぞれの目標に合わせた授業を展開していきます。文Ⅰコースではコミュニケーション能力の集大成としてディベートを行い、自己表現力を磨きます。文Ⅱコースや理数コースでは大学受験に備え、リーディング、ライティングと英語演習を必修とします。実践的な授業・演習で入試に対応した英語力を身につけます。

What is CHANTS is?“チャンツ”ってなあに?

甲南では、中学生の英語の授業に、ネイティブの英語教師による楽しいオーラルコミュニケーションプログラム「チャンツ」を取り入れています。リズムに会わせて英文を声に出し、英語ならではの発音や発声に慣れる練習です。その成果は、中1の文化祭で「チャンツコンテスト」としてクラス対抗形式で発表。楽しみながら英語が身につくとともに、表現力も磨きます。

From Teacher
英語を通じて表現力を育もう
チャンツの授業をしていると、最初はシャイだった生徒が、どんどん表現力を身につけて、どんどん表情がいきいきしてきます。その姿を見るのが私の喜びですね。日本の生徒は全体的に恥ずかしがり屋ですが、もっと「sense of professionalism」を持ってほしい。大勢の人の前で、堂々と英語でプレゼンできる。そんな自信に満ちた生徒を育てたいと思っています。The only thing stopping you from greatness is yourself. 決して、自分自身で成長を止めてしまわないように。君たちは、がんばればがんばるほど伸びるのですから。
マシュー・シャピロ先生
マシュー・シャピロ先生