理科

自然現象を理解し地球の未来を考え行動する力をこうして育みます。
甲南の理科教育では、実験や観察に重きを置いた授業を通して理系分野に興味を持ち、科学的な思考力・考察力を身につけていけるよう心がけています。
また、科学的な内容を単に理解するだけでなく、自然現象や様々の事象・法則に対する「驚き」を大切にしながら、マクロとミクロ、動と静、長大な時間の流れと瞬間というようなスケール感やイメージを持てるように努めています。環境教育にも積極的に取り組み、地球環境や生態系、生命の尊さについても独自のカリキュラムを展開しています。
理数コースでは夏休みに1週間をかけての特別実験というプログラムを実施し、理数に対するモチベーションを高めます。

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学びのステップ

基礎期間

「進度」よりも「深度」を大切に
「進度」よりも「深度」を大切にし、教科書の題材を広く深く掘り下げ、身の周りにあるものを使って、変化や現象を正しく捉えられる目を養うことを大切に指導。観察や実験に重きを置いた授業を通じて、自然科学分野への興味や関心を高めていきます。

応用期間

「驚き」や「発見」が好奇心を刺激
基礎期間で培われた科学的な見方や考え方を実際の現象と結びつけながら、論理的に事象を展開できる能力の土台を築くと同時に自然科学分野への興味を高めます。普通コースでは、生徒の「驚き」「発見」を重視し知的好奇心を刺激しながら、疑問を掘り下げて考えていく力を養います。文理コースでは普通コースよりも授業数を多く設け、学習内容と理解度を深めながら科学的探究心を育成します。

発展期間

科学的思考力と豊かな創造力
基礎期間、応用期間を通じて最も興味を持った分野を選択し、さまざまな現象を理論的に理解する実習や演習に取り組みながら、科学的思考力と考察力、そして豊かな創造力をしっかりと身につけます。文Ⅰコースと文Ⅱコースでは、物理、化学、生物、地学の4科目から自分の好きな分野を選択し、最先端の内容を取り入れながら学習。文Ⅱコースはセンター試験に対応できる実力を身につけます。また理数コースでは自己の進路に必要な2科目を選択して学習。実験・実習も重視し、大学での研究につながる力を養います。