■ 電気料金は「おかしなくらい安すぎた」
電気料金の値上げに向けた動きが相次いでいますが、枝野経済産業大臣は、これまでの料金は「おかしなくらい安すぎた」と理解を示しました。
枝野経産大臣は、これまでの電気料金は原子力による発電を前提としていながら、賠償や除染の費用など事故に対応するコストが盛り込まれていなかったと指摘。料金の値上げに理解を示しました。電気料金をめぐっては、関西と九州電力が原発停止による燃料費の増加を理由に値上げを申請しています。 一方、枝野大臣は、電気料金が原発の再稼働の見通しに左右される点について、「原子力規制委員会が安全性の観点から独自に判断することだ」と、これまでの立場を繰り返すにとどめました。(30日12:41)
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