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ゾウ「ウメ子」骨格標本展示へ、地球博で生前の姿を再現/小田原

2012年11月29日

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ウメ子の骨格標本展示に向けた作業を進める学芸員=県立生命の星・地球博物館

ウメ子の骨格標本展示に向けた作業を進める学芸員=県立生命の星・地球博物館

 小田原城址公園(小田原市城内)の動物園で長年飼育され、多くの市民に愛されたアジアゾウ「ウメ子」の骨格標本展示に向けた準備が、同市入生田の県立生命の星・地球博物館で進められている。死後、市から検体の提供を受け同博物館が、約2年間砂に埋めて脂肪などを取り除くなどして標本化に取り組んでいた。

 ウメ子は1950年に来園。2009年9月に推定62歳で死ぬまで動物園の人気者だった。

 展示されるのは、頭、胴の左半分、左足、しっぽなど。頭から腰までの長さは3メートル、高さは2・4メートルになる。生前の姿に近い形で、傾斜した展示台に並べている。

 担当者によると、ゾウの骨格標本は各個体の特徴が出やすい。ウメ子の場合、あばら骨の一部がもろく、下顎の左に歯がないなどの特徴があるという。

 展示は12月15日に始まる企画展「博物館の標本工房」の一環。展示終了後は分解して保存し、化石との比較などの研究に役立てられる予定。同博物館は「標本の一つとしてウメ子を展示する。研究や教育、標本などの資料を後世に残すといった博物館の役割を知ってほしい」と話している。

 展示製作の作業現場は、9日まで公開する。

 問い合わせは同博物館電話0465(21)1515。

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