全日空１０万人超の座席予約が無効に

11月28日 23時58分

全日空は、来年２月の国内線の搭乗を予約した顧客のうち、およそ１０万６０００人分の座席の予約が、コンピューターシステムを誤って設定したため、取り消されたと発表しました。
航空券の予約自体は取り消されておらず、全日空は顧客に改めて座席を予約するよう呼びかけています。

全日空によりますと、座席の予約が取り消されたのは、２６日の午後６時までに、来年２月の国内線の搭乗を予約したおよそ１０万６０００人分です。
会社によりますと、社員が２６日、コンピューターシステムを誤って設定したため、座席指定の情報が取り消されたということです。
航空券の予約自体は取り消されていないということで、全日空はメールや旅行会社を通じて顧客に知らせるとともに、再度、座席を予約するよう呼びかけています。
また、２９日からは電話による専用の問い合わせ窓口を設けることにしています。
電話番号は「０１２０－０２９－６６１」で時間は午前９時から午後６時までとしています。
全日空は「関係するお客様にご迷惑をおかけしたことを深くおわびします」としています。