ソチ五輪へロシアに“真央ホーム”
2012年11月29日 16時00分
フィギュアスケートの浅田真央(22=中京大)が“親ロシア”で2014年ソチ五輪を目指す。
日本スケート連盟は五輪へ向け、本番での出来を左右する五輪直前の練習会場の確保を進めている。
「ロシアとは友好関係にあるので協力してもらえると思う。ソチ周辺にはスケートリンクがないので、モスクワで練習してから本番に臨むかもしれない」(連盟幹部)と、ロシアの首都で準備する可能性がある。
真央にとってモスクワは身近な街。過去にはタチアナ・タラソワ氏(65)らロシア人コーチに師事。現在もフリーのプログラムをタラソワ氏が作成、何度もロシアのリンクで練習したとあって、ロシアのフィギュア関係者やファンからの人気も高いという。
さらに真央もソチへ準備開始。コミュニケーションを図るため、大学ではロシア語の授業を選択しており「あいさつとか、簡単な言葉程度なら話せる」(浅田に近い関係者)と、メキメキ上達しているという。
そのかいあって、モスクワは第2の「ホーム」と言える状況になってきた。なじみの深い環境で練習し、そのまま本番を迎えられたら力を出しやすいことこの上ない。
GPシリーズ第6戦NHK杯(宮城)では優勝したものの、フリーではジャンプのミスを連発。「気持ちの面で冷静になろうとしすぎて、勢いがなくなってしまった。同じことを繰り返さないようにしたい」(真央)と今後の精神面がカギになるだけに、“ロシアホーム化”が重要な戦略となりそうだ。
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