防衛軍論争
自民党の安倍総裁が提案した自衛隊の防衛軍への変更や憲法改正
が選挙の争点にもなっている
私は憲法改正や国防軍化には絶対に反対だ
石原さんや安倍さん 桜井さんなどは
愛国者面して 国を誤らせないでほしい
匹夫の勇 が勇ましいのではない
無手勝流が最高の戦いなのだ 本当の愛国者は戦争などの危険は冒さない
原発やTPPは喫緊の課題ではないし、右も左もない
しかし、憲法改正や防衛軍問題は
相手がある
中国や韓国をシゲキするだけで何もいいことはない
北方領土も竹島も尖閣列島にも相手がある
極端に右寄りの方は言う
どうやって国を守るの?
と
いかにも愛国者風を装うが
いまどき軍事力で守れる国などない
戦争を放棄した国を攻める国があろうか?
戦争放棄した日本は実は世界で羨望の的なのである
尊敬さえされてもいるのだ
先日三略会の髄踵塾での講義は白洲次郎がテーマだった
マッカサーに毅然と向かい合い
米国占領軍に媚を売らず
吉田茂の講和条時の演説原稿も巻紙和紙に日本語で書き
日本国憲法の作成をGHQと闘いながら作り上げた男
国内生産もろくに立ち上がらない 配給時代に
本来なら輸入振興をしなければ国が立ち行かない時代に
通産省を立ち上げ
輸出立国をめざす準備を始めた男
彼は憲法9条をいかにもマッカサーに押し付けられたようにして
作り上げ 憲法に盛り込んでしまったような気がする
明らかに そういう 証拠もある
大体自分を守る権利を最高に大事にする国が米国だ
決して銃規制などせず 十を持つ権利は生きる権利としている米国、国民が
戦争放棄など押し付けるはずがないのだ
そしてあれだけ気骨の男、日本を愛してやまない最右翼の男が
講和条約が締結されるや、さっさと政府の要人をやめて野に下った
ような十分満足して政府から去った男が
マッカサーに押し付けられて 戦争放棄など憲法に(9条)入れてしぶしぶ納得して作り上げるはずがない
剣道でも塚原朴伝でも宮本武蔵でも柳生但馬の守なでども
最高の奥義秘伝としたのは
無手勝流であり、戦わずして勝つ、であった。
占領されているような国が独立したからと言って、
戦争があれば
必ず米国の手先とし、先鋒としてたたかわされる
戦国時代でもそうだった。
捕虜は必ず先鋒として戦わされた
マッカサーのせいにして巧みに戦争放棄 軍隊を持つことまで否定する憲法を作ったのが愛国者の白洲次郎、
彼だと私は信じている
武力で解決することなどいまどきない
武力がないから他国にバカにされる?
そんなことも絶対にない
それが証拠に 朝鮮戦争が始まるとすぐ米軍は日本の再軍備をせまった
吉田茂はこれを断固拒否して憲法9条守ったのである
日米軍事同盟があるが
もし日本が国防軍や憲法改正すれば
米軍が戦うときは必ず先兵としてたたかわざるを得なくなる
それが現在の韓国であり彼らは
ベトナムでも アフガンでも イラクでも
韓国軍は戦い多くの死者を出している
白洲次郎は
最高の愛国者だからこそ
米国から押し付けられた風をして
戦争放棄を入れ込んだに違いない
その証拠に
その後の幣原内閣が明らかに この戦争放棄を守り推進した 節があるのだ
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)