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【震災がれき】大阪府・市が試験焼却を開始

11/30 01:04

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大阪府と市が受け入れを決めた岩手県の震災がれきの試験焼却が29日朝、大阪市の清掃工場で始まりました。

午前10時前、がれきが焼却炉に投入され、試験焼却が始まりました。大阪市の一般ゴミの中に2割のがれきを混ぜて燃やされます。今回は、岩手県宮古地区から運び込まれた100トンで、うち95パーセントが木くずです。がれきはあす昼ごろまで連続して燃やされた後、焼却灰や排ガスなどのセシウム濃度を測る他、周辺20ヵ所の空間線量を測定、問題がなければ大阪北港の処分地に埋められる予定です。放射線量の測定結果は来週から順次大阪市のホームページで公開され、大阪府と市は安全が確認できれば来年度中に最大3万6000トンを受け入れる方針です。