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【社会】

裁判員裁判で殺害時の音声再生 被害者が録音

2012年11月28日 12時20分

 京都府長岡京市で2010年、妻の両親を刺殺したとして、殺人罪に問われた元不動産業李敏男被告(55)の裁判員裁判の第2回公判が28日、京都地裁(小倉哲浩裁判長)であり、殺害時に被害者が録音していた音声が流され、被害者の悲鳴に裁判員らは険しい表情を見せた。

 以前から李被告に脅されていた被害者が、記録のためボイスレコーダーを持っていた。この日の公判では、検察側がボイスレコーダーを調べた検察官を証人尋問、その際に音声が再生され、裁判員はイヤホンで聞いた。

 弁護側によると、殺害時の音声が裁判員裁判で再生されるのは珍しい。

 殺害場面の音声は約10分。傍聴席にも漏れ伝わった。

(共同)
 

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