2012年 11月 29日 |
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四国電力値上げへ
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四国電力は29日電気料金を値上げする方針を表明しました。原発の再稼働が見込めない中苦渋の決断です。四国電力では愛媛県伊方町の伊方原子力発電所が停止し運転再開のメドが立っていません。このため代わりに動かす火力発電の燃料費の負担が増えていて今年度の中間決算は150億円の赤字となっていました。具体的な実施時期や値上げ幅については夏・冬のボーナス、合わせて10億円を超える人件費のカットなど経営の効率化に努めた上で検討していくとしています。値上げの申請は来年に入ってからで実施時期は早くても4月以降になり実施されれば、1980年以来33年ぶりの値上げとなります。
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衆院選の投票呼びかける懸垂幕
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来月投票が行われる衆議院議員選挙への投票を呼びかける懸垂幕が29日、JR岡山駅前の広告塔に掲げられました。岡山駅前にある広告塔では、29日岡山県選挙管理委員会の立ち会いのもと業者が懸垂幕を取り付けていきました。懸垂幕は縦6.6メートル横1.4メートルで「12月16日衆議院議員選挙」と書かれています。また駅に設置されている電光掲示板でも選挙の案内表示が始まり、有権者に投票参加を呼びかけます。岡山県の衆院選の投票率は民主党が政権交代を果たした前回が68.57%と過去2回連続で上昇しています。選管では啓発活動を通して少しでも投票率アップにつなげたいとしています。衆院選は来月4日公示、16日に投開票が行われます。
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住宅支援機構の元嘱託職員を送検
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不動産会社に便宜を図った見返りに賄賂を受け取ったとして収賄の疑いで逮捕された高松市にある独立行政法人の元嘱託職員が高松地検に身柄を送られました。送検されたのは高松市にある住宅金融支援機構四国支店の元嘱託職員國友俊一容疑者です。警察の調べによりますと國友容疑者は2008年、不動産売却の仲介業者を選ぶ際に便宜を図った見返りとして高松市の不動産会社の役員らに自宅の新築費用の一部650万円を肩代わりさせた疑いです。住宅金融支援機構によりますと國友容疑者が勤務していた2007年から4年間に香川県内で行われた不動産の任意売却約200件のうち、贈賄側の不動産会社が約2割を占め2番手の業者とは2倍の開きがあったということです。國友容疑者は「金の受け渡しはあったが賄賂ではない」と容疑を一部否認しています。
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山陽自動車道の料金所で防犯訓練
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倉敷市にある山陽自動車道の料金所で強盗事件を想定した防犯訓練が行われました。山陽自動車道の倉敷料金所で行われた訓練には警察官や料金所の職員が参加。拳銃を持った強盗2人が職員を人質にとり、事務室から現金を奪って車で逃走するという想定で行われました。訓練では職員の安全を最優先させることを第一に速やかに110番通報すること、また、犯人が着替えにくい靴やズボンなどの特徴を覚えることを確認しました。岡山県警によりますと、今年に入って先月末までに県内で発生した強盗事件は22件で、去年の同じ時期よりも1件多くなっていますが、全て検挙されています。
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